diary8 ページ10
次の日の放課後*****
「あ、」
いつものノートがない
昨日、図書室に忘れてきちゃったか
由良乃たちに声をかけ
図書室に向かった
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図書室
ガラッ
少しがたついた扉を開けると
そこには、奥野さんがいた
奥野さんの手には私のノート
「あ、あの、それ私のです、、」
奥野さんはやっと気づいたかのようにこっちを見た
「え、あ、ごめんなさい、勝手にみちゃった・・・・」
え、うそ
えええええええええええ!!!!
どうしよう!私の妄想ノートが!!!!絶対笑われる!!!!終わったよぉー
「とってもいい詩だったよ」
「え」
奥野さんの思いがけない言葉に固まる
とりあえず、笑われなかった・・・・
―そうだ奥野さんなら
「あの!この、ノートを見た代わりと言っちゃなんだけど!しょ、小説の書き方を教えてくれませ んか?」
奥野さんは少し驚いた表情で考え込む
昨日、図書室で書こうとしたとき、何から書けばいいのか分からなくて、結局キャラクターしか決められず帰った。
だから誰かに教えてもらおうと思った
奥野さんは作文で何度か賞をもらってるから
頼むのに一番いい人だと思ったけど・・・・
「いいよ私でよければ」
「ほんと!?」
―これが私たちの秘密の出会いだった
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作者名:マリノ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rinarina-n/
作成日時:2017年5月25日 20時