キルアから離れてみます【キルア】【H×H】

喧嘩 ページ7

クラ「…あまり深追いはしないが、友達は大切にした方がいい」

そう言ってクラピカは優しいが何処か寂しいような暗い顔をしていた。

『なんかあったの？』

クラ「…何故だろう、まだ会ったばかりなのにAには全てを話したくなるよ」

『…なんでも聞くよ』

そういうとクラピカは俯いていた顔を上げ、ひどく優しい顔で笑みを浮かべた。

クラ「年下ばかり頼っていてはいけないからな、いつか時が来たら話そう」

最初は利用するつもりで話しかけたのになんだかクラピカは目を離したら何処かへ行ってしまいそうで、放っておけなかった。

クラ「そんなことより、今はあっちを気にした方がいいんじゃないのか？」

クラピカはキルア達の方へと指を刺した。

『…どうすればいいか分かんないや』

クラ「じゃあ今度は私がAの手助けをする番だな」

キル「今度は俺が慰める番だな」


…キルア

こんな事になるなら、ハンター試験なんて来なければよかったな。


クラ「…取り敢えず、あの子の方に行ってどう思ったのか、自分の意思をいってみるのは…ってA？」

『…あ、ごめん、分かった。取り敢えずキルアの所に一回行ってみるよ』

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