準備 ページ4
そうと決まれば準備は早かった。
私は両親達に許可を取って、持っていくものはあまりなかったから取り敢えず財布とキルアの好きなチョコロボ君を持っていった。
キル「最後に聞くけど、本当に良いのか?」
きっと優しいキルアのことだから少し私を連れていくことに対して負い目を感じているのだろう。
『うん、何回も言ってるけど私は後悔しないし、キルアにも後悔させない』
キル「…ごめんな」
すぐ謝るのがキルアの悪い所。
『謝るぐらいなら、ありがとうの言葉が聞きたいんだけどなー』
そう言った時キルアにのしかかっていた不安が少し取り除けたのか明るい顔になった。
キル「ありがとうな」
一件落着かな
そこから、ハンター試験の会場に行くまでの試練を次々と乗り越えていった。
キルアは私を守るから無理すんなって言ってくれたけど私だって只のか弱い女の子でいるつもりはない。キルアに鍛え抜かれた自慢の身体能力を活かしながら乗り越えた。
『ようやく試験会場に辿り着けそうだね』
キル「あぁ、意外となんてことねーな」
たしか、合言葉は『ステーキ定食、弱火でじっくり』だよね。
店の中へと足を踏み込む。
店員っぽい人に話しかけると
「ご注文は?」
『「ステーキ定食、弱火でじっくり」』
「奥に行きな」
『やったね、キルア』
キル「ここからが本番だな」
個室と思いきやエレベーターの部屋に通され遂に試験会場に着いた。
トンパ「あれ、見ない顔だね!良かったらこのジュース飲みな!」
明らかに怪しいおっさんが話しかけてきたけどキルアがこちらを見て大丈夫といったような気がしたから、キルアなりの作戦があるのだろう。
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たわこれ(プロフ) - マニ。さん» 待ってごめんなさい‼️全然気づかなかった!!もう約1ヶ月ぐらい経ってるけど良かったら私も話したいです…🫣💗 (2月25日 18時) (レス) id: 1f23cac0e5 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - りなさん» ✉️。こんにちは!とても面白いです!もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか?これからも更新応援してます💖 (2月4日 21時) (レス) id: f769238e4f (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - ゆきさん» 違う作品も見てくださってて嬉しいです😭😭これからも頑張ります💪💞 (1月25日 15時) (レス) id: 1f23cac0e5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - この作品も神作で、すごいです! (1月24日 22時) (レス) @page5 id: 12a58ce157 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りな | 作成日時:2024年1月1日 22時