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「いやーめっちゃよかった！はっしーの声って他にはない透明感？っていうかー、なんだろ？あれ？
なあ、深澤〜？どしたー？」
「‥あ、いや」
帰り道を歩く俺たち。感想を喋っていた佐久間だったけど、俺の様子がおかしかったのか気づけば、心配そうに見つめる表情に、びっくりする。
「まじどうしたん？なんかいつもの深澤よりキレがないけど」
「‥佐久間はさあ」
「ん？」
「アニメのキャラ好きじゃん」
「うん？好きだね」
「それって好きでいいのかな？迷惑とか、かけないのかな？」
「あー‥うーん‥」
あ、待って、俺めっちゃおかしいこと言った。
アニメのキャラならいいじゃん、好きでも。
俺はなんでそこを比較してるんだ？
ネットで調べたら、メジャーデビューこそしてないものの、その界隈では有名なバンドらしいし。
そんな相手に気持ちを寄せるなんて、相手には迷惑をかけるし、無駄なんじゃないか‥と。
「佐久間、今、俺めっちゃ変なこと、「良くない？！」
「え」
食い気味に言う佐久間。
「好きでいるのって勝手じゃん。それが仮にアニメキャラだろうと、現実世界の人間だろうと。どんな立場だろうと。
だってしょうがないじゃん。好きなんだもん。」
肩をひとつ、ポンと叩かれる。
そして、少しだけ先を歩いた佐久間が振り返る。
「大丈夫、深澤。
俺の右腕なんだからさ、自信もてよ？」
「佐久間‥」
街灯の明かりで照らされた佐久間が優しく微笑んでいる。
橋口さんのことを、知っているか知っていないかわからない。
俺のことを元気にさせてくれるために言ってくれただけかもしれないけど、その一言は俺の気持ちを熱くさせたのだった。
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rinao(プロフ) - 抹茶らてさん» ありがとうございます！★なんだかコメント届くたびに感激しております‥！また読みたいと思えるお話になるよう頑張ります♪！ (10月16日 21時) (
レス) id: 92299f2f22 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶らて - またまた失礼します！お話が無事に完結して本当に良かったです！おめでとうございます😊とてもいい感じで終わりましたね！最高です🎉これからも応援しています！！ (10月16日 16時) (レス) @page38 id: 10d256d720 (このIDを非表示/違反報告)
rinao(プロフ) - 抹茶らてさん» いつもありがとうございます♡！物語は終盤です！もう少しお付き合いくださいませ〜！ (10月15日 19時) (レス) id: 92299f2f22 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶らて - コメント失礼します！どんな展開になっていくのか、ハラハラ・ドキドキしてます♪更新応援しています😊 (10月15日 7時) (レス) @page35 id: 10d256d720 (このIDを非表示/違反報告)
rinao(プロフ) - 抹茶らてさん» 嬉しすぎます！✨現実世界にほしいですよね★一応出てくる場所とか、頭の中ではモデルあります😬✨コメントは暇がある時には書いてもらえたら嬉しいです😉 (10月4日 5時) (レス) id: 92299f2f22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rinao | 作成日時：2023年9月26日 2時
