＊私立雪坂高校＊‥深澤こころのノート。（紫）

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もしも。



神様が、いるとして。





俺は、








大変、誠に、感謝申し上げる！

変な日本語でも気にしない！




なぜなら









『深澤〜横だっ』



「お、おう！」



『何それ、ぎこちなっ！』







神様〜〜！！！！！！






ヘラっと笑う彼女。そう！隣の席は橋口さん！！




「‥は、橋口さん、忙しそうだね最近。ノートとか困ったら代わりに書きたいけど、あ、でも字がな〜」


『そうなんだよね、あー、でも今日からちょっと落ち着いたからしばらく来れるよ。

ノートは友達に頼んでる、大丈夫。』




ありがとうね、と会釈をされる。




「あ、そ、そうだよね」


俺の汚い字のノートとか需要あるわけ無いじゃん！言ってみたものの、恥ずかしくなってきた。



『あ、でも』



「ん？」




『学校の話聞きたいし、連絡先教えて？』


「へ」









『おーいっ』




「はっ！あ、うん！」


一瞬、推しと連絡先を交換することへの罪悪感と、喜びの狭間で悩んだけど、推しは推しでも友達として大事なこと。が勝ちました‥！



『やったー、連絡先ゲット〜』



いや、まったく同じ気持ちだよ、




あれ？




同じ気持ちと言えば‥




「ねえ、佐久間って知り合い？」




『え？！




あ、まあ、友達？』





怪しい。


なんか今の間、




怪しい！！！







やっぱりなんかあるぞ！！！

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