雪坂町物語 Maison 雪坂＊（桃）

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2 宮舘 涼太さん

検索結果→赤 ロイヤル セクシー 亀梨くん

Breathのイメージに一番合っているのでは？と思わせる検索結果になったのが宮舘さんだった。ジェンダーレスラインにもレースをあしらったガウン。

お風呂上がりの濡れ髪をさらに艶めかしくさせる。ありがたいことに、やや大人向けの表情や仕草をしてくださると言うことだったので、セクシーなモードで撮影させてもらう。




『うわ…表情がすごすぎる…』


シャワールームから出てガウンを着ている立ち姿は、もう溢れ出してる！かなり美しい。



「舘様ってこの表情できるのにバラエティでかなり面白いんだよなあ」



ふっかはすごいよなー、と感心しきっていて。人気出るのも当たり前だねーって遠くから撮影を見つめる。



『それじゃあ確かにイメージできなくなっちゃうかもねっ』


こんなにセクシーなのに面白いなんて、ちょっとずるいよね。全然想像できないし。









「あの、姫野さん。」


パソコンで画像チェックをしていると後ろから急に声をかけられる。


『へ？！あ、はい！』


振り向くと、宮舘さんが立っていて。まさか話しかけてくるとは思わないから変な声が出てしまった。



「このガウンって丈が種類あるって聞いたんですけど」


『あ、そうなんです。膝下まで、膝ジャスト、膝上。ジェンダーレスなので、丈にこだわっているんです。』


「へぇ。凄い。良いですね。」



あとでラインナップ見せてもらって良いですか？と、優しい笑顔で聞いてくる。





『…良い声…あ、すみませんっ』


「ありがとう。」


『…え、いや、ありがとうございます。』


一度びっくりした表情を見せた後すぐに、とびきりのアイドルスマイルにびっくりして圧倒される。すごいな、いつでもその顔できるんだ。

そして、商品のことを聞かれてすごく嬉しかった。

きっとちゃんと仕事に向き合ってる真面目な人なんだろうな、と感じることが出来た。


それにしても


なによりも、耳が癒やされた。

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