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夕日が完全になくなって、今日はあまり晴れてないのかな、月が見えなくなっていた。
公園の街灯がキラキラと輝いている。
「鈴江Aさん。
好きです。付き合ってくれませんか？」
ゆっくりとお辞儀をして、顔をあげる。
言った。
緊張していない訳じゃないけど。
多分、想いのほうが溢れている。
街灯に照らされた鈴江さんは
にっこりと笑った。
『…はいっ、よろしくお願いします！』
「え、ほんとに？！」
『え？！あ、はい！え？ホントじゃないの？！』
ザザッ
『え、わっ、』
「…ありがと」
『ちょ、宮舘く‥』
縁石から飛び降りて、鈴江さんをギュッと抱きしめる。
思ったより早い返事。
思い描いていた、素敵な返事をもらって、我慢できない。
鈴江さんから陽だまりみたいなポカポカした匂いがして、
あぁ、なんか、いいな。
そう思った。
『宮舘くん、』
「涼太」
『え、えと、
りょ、涼太、』
「ん？」
『あの、痛い、です…』
「ごめんごめん、つい、嬉しくて」
『私もそれは嬉しいです、
なんか、
あ、やっぱ大丈夫です』
「え、何？」
ちょっと恥ずかしそうに顔を反らした鈴江さんに愛おしさは増す。
『あー、えーと』
「言わないとチューする。」
『え？！』
「あは、冗談っ」
『宮舘くん、なんかキャラが…！』
「キャラ？確かに。」
違うかも、でもなんにも恥ずかしくない。
俺思ったよりハイになってる。
だって嬉しすぎる。
『宮舘くん、陽だまりみたいな匂いしたなあ、って、言おうとして！あ、すみません、恥ずかしいっ』
「陽だまり…」
『あったかい。心までポカポカするみたいな。』
同じこと考えたよ。って
言ったらやっぱり薄っぺらくなりそうで。
「フフッ」
『え？！バカにしました？！』
「いや、違うよ？フフ、いや、ごめ…！」
『バカにしてる！もー！』
やばいわ。
「A、好き。
おじいちゃんおばあちゃんになるまでよろしく。」
『…！
じゃあ。あれだ…』
「なに？」
『おじいちゃんおばあちゃんになっても、喫茶ロイヤルで紅茶淹れてもらいますっ』
「うん。喜んで。」
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rinao(プロフ) - 抹茶らてさん» おまたせしました！コメントありがとうございます！！色々あってちょっと時間かかりまして…戻ってまいりました😊✨ (12月21日 8時) (
レス) id: 92299f2f22 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶らて - 最近更新がなくて少し寂しいです…作者さんのペースで全然OKなので、いつまでも応援してるので、続きが見れる事を楽しみにしてますね😊 (12月5日 18時) (レス) @page31 id: 10d256d720 (このIDを非表示/違反報告)
rinao(プロフ) - 抹茶らてさん» こちらこそお世話になっておりますぅ！😊もうラストが見えてきてしまいました😭噛み締めながら書きます！👍👍👍 (11月9日 21時) (レス) id: 92299f2f22 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶らて - いつもお世話になっております！まさに青春♪やはりとてもいいお話ですね☆更新楽しみにしてます😊 (11月8日 6時) (レス) @page29 id: 10d256d720 (このIDを非表示/違反報告)
rinao(プロフ) - アキネコ。さん» 楽しめるように頑張りますー！また遊びに来てください😊👍 (10月31日 5時) (レス) id: 92299f2f22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rinao | 作成日時：2023年10月16日 21時
