検索窓
今日:28 hit、昨日:25 hit、合計:716,375 hit

俺だって 2 ページ41

圭人side


家に帰ってゆーてぃをベッドに寝かせる。

汗をかきながら荒い息を繰り返してて、見るからに辛そう。

カーテンを閉めて電気を消し、小さい電気だけをつける。

圭「大丈夫?病院いく?」

裕「んーん…行かない…」

こんなんでよく撮影やれたな…とりあえず熱計らなきゃ。

最近使っていなかった体温計どこやったっけ、なんて考えながら、なんとか探し出す。

だらんと投げ出されたゆーてぃの腕を持ち上げ、ちゃんと計れるように腕を押さえた。

圭「頭痛いとかある?」

裕「んっ…頭…ちょっと痛い………はぁっ…あと、怠い…かな……」

頭痛と高熱かぁ…

看病とかあまりしたことないけど、俺だって助けられてばかりじゃない。

皆に迷惑かけることも多いけど…今日は俺が助けないとね。

……ピピピ、ピピピ

大分時間が経って、ようやく体温計の電子音が聞こえてきた。

圭「………Wow…」

…38.8…!

なにこれ!高過ぎ!!

さっきあんなに意気込んでたけど、ちょっと不安になってきちゃったよ…!

裕「んー…何度…?」

圭「…聞かない方がいいと思うよ…?」

聞いたらもっと怠くなっちゃう気がするし。

…よし。やるしかない!!

俺が不安がってちゃしょうがないよね!

圭「じゃあ、俺お粥でも作ってくるね」

そう言って静かに立ち上がり、ベッドから離れようとしたとき。

ふいに、服の裾が引っ張られるような感覚がして、反射的にゆーてぃを見た。

うるうるとした目で、ベッドの中から俺を見上げてくる。

裕「…早くしてね」

圭「…え」

裕「すぐ帰ってきてね…」

さらにぎゅっと、服の裾を握ってくるゆーてぃ。

熱で、不安定になっちゃってるのかな…?

…ちょっと可愛いかも。

普段ゆーてぃから見上げられることなんてないから、上目遣いも珍しいし。

圭「うん、分かった」

安心させるように微笑んで言うと、ゆっくりと手を話してくれたゆーてぃ。

そんなゆーてぃに寂しい思いをさせないように、出来るだけ急いで準備をし始めた。





楠木です!
ちょっと今ごろ感ありますが、お星さまが山ちゃんカラーに…♪
本当に嬉しい限りです!!
皆様のお陰です!ありがとうございますm(__)m
これからも、凛共々、よろしくお願いします(*´∀`)

俺だって 3→←俺だって (優子さんリク)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (204 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
820人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , 病系 , 短編
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

楠木りずむ(プロフ) - 伊野ラブさん» すみません…!もうリクエストは締め切ってしまってて…(-_-;)まだまだpart2もありますので、そちらを楽しんでいただけると嬉しいです!ちなみにこの小説に、夢主さんは出せません…すみません!!コメントありがとうございました! (2017年6月10日 11時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
伊野ラブ - いのお慧君が風邪ひいて彼女[読者]が看病するのは? (2017年6月10日 10時) (レス) id: 4cdf986eb8 (このIDを非表示/違反報告)
凛★(プロフ) - 涼奈さん» ありがとうございます! (2016年11月27日 14時) (レス) id: bb244c2a2b (このIDを非表示/違反報告)
涼奈(プロフ) - 早く手首治してね!お大事に! (2016年11月26日 18時) (レス) id: 738c3405c5 (このIDを非表示/違反報告)
凛★(プロフ) - 抹茶さん» 分かりました!ありがとうございます! (2016年11月10日 21時) (レス) id: bb244c2a2b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:凛★,楠木りずむ x他1人 | 作者ホームページ:楠木りずむ  
作成日時:2016年8月25日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。