病弱なJUMPくん 〜辛いね、しんどいね〜

最年長 ページ3

宏太Side

最近嬉しいことに仕事がいっぱい。

今日も帰ってきたのは夜中の２時。そして現在５時。

これからすぐに家を出て少し遠いスタジオに行かないといけない。

普段だったらマネージャーさんが迎えに来てくれるんだけど、急な用事があるから来れないと連絡があった。

なのに、こんな日に限って熱が出たみたい。

体を起こそうとしても、熱が高すぎるせいか激しい眩暈で逆戻り。



宏「どうしよう、電車で行かないといけないのに」



ホントにどうすんだよ、俺。

こんな状態じゃ運転も出来ないし・・・。

あ、そうだ。光に迎えに来てもらお。

今日唯一現場が同じメンバーだから。



宏「もしもし、光？」

光「そうだよ。どうした？薮から電話してくるなんて珍しいじゃん」

宏「・・・・あ・・・うん、あのさ」

光「なぁ薮、お前もしかして体調悪いの？だから連絡してきたとか？」

宏「え、あ・・うん。なんか熱あるっぽくて、現場一緒だから迎えに来てくれないかなって思って」

光「けっこうヤバそうだけど、仕事行けんの？」

宏「それは大丈夫」

光「ふーん、分かった。準備してすぐ行く」

宏「ありがとう」


良かった来てくれるって。

でも何で俺が熱出てるっていう前にわかったんだろ。

俺、そんなわかりやすいのかな(笑)

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