虹色×白。(2)

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宇「私、グループ内の恋愛
ダメだとは思ってないよ。





AAAのみんなは



そんなことで
仕事に支障をきたすような人じゃない
って思うから…」




名前『実彩子ちゃん…』





宇「名前に覚悟あるなら、

真司郎の気持ちに答えてあげなね。」









覚悟…



すぐには考えられないけど

たくさんたくさん



考えなきゃいけないことがあると思う。









宇「真司郎、ずっと待ってるよ。
きっと、とっくのとうに覚悟は出来てる。」









頭の中に

真司郎との思い出が浮かぶ。






デビューしたての時、
メンバーの輪に入っていけなかった真司郎を
引っ張っていったことも




真司郎が初めてドラマに出る時に
泣きながらおめでとうを言ったことも




一緒に海外で英語を学んだことも




酔った時に甘えてくるあの可愛らしさも。








そして




「なんでも言ってや？」


と優しい笑顔で




私の心を軽くしてくれるその存在も。









名前『実彩子ちゃん、私

ドームツアー終わったら

気持ち伝えようと思う。』




宇「そうこなくっちゃ！

頑張るんだよ^^*」




名前『うん、ありがとう。

ツアー絶対成功させようね！！！』



宇「うん！」









......................................................





実彩子ちゃんとわかれて



自分の部屋に戻り



明日のセトリのプレイリストを聴く。









名前『明日から10月までかぁ〜

きっとあっという間に終わっちゃうんだろうな』









アリーナツアーが終わると


初の四大ドームツアー。









〜♪









名前『答えのない手さぐりの中

何度となくうつむいたこともある

だけどずっと誰かのエールが

心の火を灯してくれていた




…か』









明日からはその
エールを送ってくれていた誰かに




心の火を灯すことが出来たらいいな。









新しいAAAとして







絶対にファンのみんなに






満足してもらえるLIVEを最後まで作り上げるぞ…









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