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「え？ 高校生？」
「なんで...？」
いや.......私中学生......
緑花学園の制服を貸していただいてるのでそのせいなのはわかってるんですよ。
中学校に来たはいいけど、職員室ってどこですか？
謎の人見知りが発動して聞けないんですけど。
......あっ！ あれは翼君だ！ 絶対そうだ！
翼君と一緒の中学だったんだー！ なら行ってもいいか.....？
「つーばーさーくーん！！」
私は大声で翼君を呼ぶ。
翼君はあからさまに迷惑そうにする。
私は50m走12秒の走りで翼君のところに走る。
「.......何？」
ズキューン！ かわいいっ！
えへん。すみません。
「職員室どこ？」
「え、中学くんの？」
やめて嫌そうなの。
「えーと.....」
これまでの経緯を説明する。
「あっそ」
うん。それで職員室は？
「もうチャイムなったし。先生いないけど？」
「へっ？」
た、確かにくるのは遅かったけどー！
「最悪。俺も遅刻なんだけど......」
「すいませんでしたーっ！！」
100度のお辞儀。
「はぁ。ついてくるなら勝手にすれば？」
一生ついていきます！
結局翼君の担任の先生に案内してもらってクラスに案内してもらった。
「AAです。よろしくお願いします」
ぱちぱちぱち.......
「Aさんは、ナイトメアのプレイヤーでね、なかなか学校に来られないのよ」
「あ、そうです」
「ねーAちゃんって朝叫んでたよね？」
わーーっ！何も言わないでえええ！
「海津くんと仲良いの？」
「いいんですかね？よくない気もしますけど......」
仲良いは私の希望というか。要望というか。
「なにそれ！ 逆に付き合」
「それはない！」
それも希望というか。(以下略)
「えー怪しいなー」
「いや、翼君は.......」
あっぶな。舞ちゃんって言いかけたわ。私喋らない方がいい。
「まあ！とりあえず！私はなんでもないのでー！ 失礼しました！さようならっ」
帰る！ 私これ以上喋ったら怒られる！
大丈夫、杉浦さんにも挨拶だけしたら帰っていいって言われたし。
じゃあそういうことで！ バイバイ！
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作者名：Ri | 作成日時：2024年3月29日 14時
