余命宣告7日目 ページ7
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「夢でさ、殺される夢みちゃったんだよね。」
ははは。と乾いた笑いで返す。たぶん、死ぬなら死ぬでいい。と思っている私の中にもどこかで死にたくないと思っている自分がいるのだろう。
「……そうか。」
それだけ言うと緑茶を啜り、煎餅を食べるショート。今日のスケジュールは午前にパトロール。正午に昼食をとり、午後からは書類確認にまたパトロールと言う無難なものだった。
「とりあえず、私今からパトロール行くんだけど。ショートはどうする？」
「じゃあ合同パトロールするか。」
そう言って私に合わせて立ち上がる。煎餅は個別で袋に入っていたので棚に戻し、茶碗は洗い場へ運んだ。
「じゃあ行こうか。パトロール行ってきます。」
「行ってらっしゃいませ。」
佐羽夏鈴に軽く挨拶をして私たちは事務所を後にした。
「……昨日も思ってたんだが学生時代のコスチュームと違うくねぇか？」
「そりゃぁ当たり前でしょ？プロヒーローになった今は顔バレしたくないし。」
学生時代から雄英生は注目される。そのため、本名と学生時代の顔は全国で知れ渡っているのでヒーロー活動では隠す必要がある。
あの頃は若気の至りもあり露出度高めな服を着ていたが、今考えると恐ろしいものだ。
個性が服に影響することはないので、今の私はスポーツブラにパーカー動きやすいスキニーパンツである。
「今のところ異常なし。」
「だな。」
それから本当に何も起こらず昼休憩に入った。私たちはヒーロースーツのまま近くにあった定食屋へ足を運んだ。
「いらっしゃいませぇ？」
「え？」
「2人で。」
歓迎の言葉が途中から疑問形ヘと変化する。それに釣られて思わず私も聞き返してしまう。それをことごとく無視して席に着くショート。シュールだ。
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Nao(プロフ) - 珊瑚さん» ありがとうございます！期待を超えるくらい泣かしてみせますね笑 (2020年1月21日 9時) (
レス) id: 9cbd37a4c4 (このIDを非表示/違反報告)
珊瑚(プロフ) - うわ〜。これはいい小説な予感がします。最終回で泣いてしまうかも、更新待っています。 (2020年1月20日 23時) (レス) id: 75cba6923f (このIDを非表示/違反報告)
Nao(プロフ) - kagamikoto08さん» そうなんです！！爆豪が元カレでここから色々展開させていく予定なので楽しんでみて貰えたら嬉しいです！ (2020年1月18日 10時) (レス) id: 9cbd37a4c4 (このIDを非表示/違反報告)
kagamikoto08(プロフ) - 余命宣告悲しいけど、１３日目にして爆豪が元彼って驚きました！ (2020年1月18日 10時) (レス) id: cbbf42e28b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nao | 作成日時：2020年1月15日 22時
