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「爆豪、今いいか？」
「別に。」
ドアの外から呼び掛けが聞こえる。声的に紅白頭。返事をすると静かに扉が開き、俺の隣に大人しく座った。
「緑谷の妹、どう思う？」
「どこにでも居るよーな平凡なやつ。」
またやっちまった。本当はアイツの妹とは思えねぇほど綺麗で良い奴だって思ってんのに。クソが。その怒りの矛先をコントローラーを使い魔物に向ける。
「つーか、なんでんなこと聞くんだよ。」
「それは……。」
それきり黙る紅白頭。察しは着く。指図め、Aのことが気になってて兄のデクの野郎に聞いてみてぇけど気まずくて聞けねぇ。だから幼馴染みである俺に尋ねてきた。という所だろう。
なんで俺がいちいちあいつの事なんか教えなきゃなんねーんだよ。まだ気になってる段階だろーが。じゃあそんまんま好きにならずに忘れろ。と言ってやりてぇところだが、紅白頭は察しがいい。
俺がAのことを好きなのが悟られる。それなら態と普通だとか言って誤魔化してやる。本当は笑うとくそ可愛いとか誰にも教えたかねぇけど。
ちっちぇ頃からデクの一歩後ろを俺を追いかけるデクみてぇに追いかけていて、俺には笑わねぇが、デクの野郎に笑いかけるその顔を好きになった。
その笑顔をいつか俺にも向けて欲しいと思うようになった。Aを好きになって10年。これは長すぎる片想い。
「実は、緑谷の妹とRAINしてて仲良くなったから。実際にはどんなやつなんだろうって気になっててな。」
は？今なんつった？聞き捨てならねぇ。紅白頭が、なんで俺でも持ってねぇAのRAINのアカウント持ってんだよ。
俺はコントローラーを手放し、紅白頭に詰め寄る。
「消せ。今すぐ消せ。俺にそのRAINの垢教えてから消せ。」
「それはいくらなんでも横暴すぎだろ。」
「んなこたぁどうでもいいんだよ。はよ消せ。」
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Nao(プロフ) - 花帆さん» ありがとうございます！次の展開へ進むつもりですので、楽しみにしていてください！ (2020年5月10日 9時) (
レス) id: 9cbd37a4c4 (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - 一気に読ませて頂きました！かっちゃんとの両片想いおいしいですﾟ+.ﾟ(*´∀`)bﾟ+.ﾟこれからの展開も気になります…！楽しみにしております♪ (2020年5月10日 7時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
Nao(プロフ) - 神威さん» そんな熱烈な笑 ありがとうございます！もっともっと頑張りますね！！ (2020年2月29日 10時) (レス) id: 9cbd37a4c4 (このIDを非表示/違反報告)
神威(プロフ) - 好きすぎて禿げます。なんというか心の中がア"ァア"ァアァ"状態です。今は通り過ぎて仏です。南無阿弥陀仏。とりあえずこの作品大好きです。今後の展開楽しみです応援してます。更新頑張ってください!!!!!!! (2020年2月27日 23時) (レス) id: 508cf20795 (このIDを非表示/違反報告)
Nao(プロフ) - ゆづしおさん» ありがとうございます！！純愛系に挑戦するのは初めてなんですけど、頑張ります！！ (2020年1月29日 22時) (レス) id: 9cbd37a4c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nao | 作成日時：2020年1月27日 1時
