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審神者「…分かった。すぐ行く」
貴方「救急車とか呼べないの？」
審神者「ここには呼べないんだよ…詳しいことは後で教えてあげる。誰かバスタオルちょうだい！」
審神者は寿の片腕を持ち、衣服の汚れなどには構わずに寿を背追い込んだ。
そして運ばれてきたバスタオルを片手で抱えながら言う。
審神者「今は…五時くらいかな？日付が変わる前には帰るから、色々頼むよ」
寿を背負って去って行く審神者を見届けた後、薬研達は立ち上がって周りに呼び掛けた。
薬研「これの後処理は俺達でやっておく。大将の言った通り、いつも通りにしていれば良い」
薬研『霊力の異常な弱まりはあまり感じないからな。死にゃあしない…多分、な』
さあ行った行った、と薬研は刀剣男士を廊下から追い出す。
そんな中、Aだけは廊下に残っていた。寿が吐血してからの流れがあまりにも早く、まだ動けないでいたのだ。
薬研「ん？どうした？行って良いんだぞ」
貴方「あ、いや…ごめん」
薬研の声にやっと床から足が離れる。
しかし、寿の薬研がAに話し掛けた。
薬研『ひょっとして…大将が血ぃ吐いたとこ見たのって、お前か？』
貴方「まあ、一応は」
薬研『そうか…ならその時の状況教えちゃくれねえか』
なんだかんだ言って、薬研達も心配なのだ。
さっきの冷静さも作り物だったのだろう。焦りに満ちた瞳を眼鏡越しにAに向けている。
貴方「えーっと…ここの部屋から出たら、寿がすぐそこでうずくまってて」
薬研「おう」
貴方「話し掛けようとしたらなんか、いきなり立ってニコニコしてきて。完全に体調悪いの誤魔化してたから薬研に診てもらおうって言ったの」
薬研『それで？』
貴方「連れてこうとして腕掴んだら殴られた」
薬研『はぁ!?』
寿の薬研が素っ頓狂な声を上げた。
薬研「殴るって…どうやって？」
貴方「グーで、こう」
薬研『あ。確かに少し赤くなってるな』
貴方「それで普通に怒って、行こうとしたらなんか吐くみたいな音聞こえて…そしたら、これ」
Aは廊下に出来たままの血だまりを指差しながらしどろもどろに言った。
寿の薬研は顎に指を当てて首を傾げる。
薬研『大将が何でそんなこと…今のあの人が、自分から誰かを殴るなんてことは絶対しないはずなのにな』
〜追記〜
口語体長文文書にするの難しいよぉぉぉぉ私の住んでる地域多少訛りあるから余計に分かんねぇよぉぉぉぉ間違ってたらすみませぇぇぇぇぇぇぇぇん
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そると@受験生(プロフ) - いつの間に沢山のコメントありがとうございます！これからも頑張りますぞ〜(*｀･ω･) (2017年3月31日 18時) (
レス) id: 762ecccfb8 (このIDを非表示/違反報告)
あやとり猫(プロフ) - 初コメ失礼します!! シリーズを見つけて1章から飛んできました!!面白すぎて涙が出ました(勿論感動でも出ましたよ!!) 鶴さん…みかち…ジジィが尊いことはわかりました(( そして遅くなりましたが続編おめでとうございます!!更新ゆるりと楽しみにしております!!(*＾▽＾*) (2017年3月20日 1時) (レス) id: ace5edcb89 (このIDを非表示/違反報告)
霧月(プロフ) - 続編おめでとうございます！！鶴丸さぁあん！！！ついに....！ついに....！恋をした！！！！短編も楽しみにしとりますぞ！！！ (2017年3月19日 20時) (レス) id: d9abe7bbeb (このIDを非表示/違反報告)
ななし(プロフ) - やったいちこめだやっふぃ！！！！続編おめでとうございますありがとうございます、いつも楽しみにしてます！ (2017年3月19日 20時) (レス) id: 2ca1777b5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そると | 作者ホームページ：
作成日時：2017年3月18日 11時
