スーパー根暗ブラザーズ ページ18
蛍丸「あれ、こんな時間に何してんのさ？」
こちらに気付いた蛍丸は立ち上がると、問いかけてきた。
彼の手には金槌と釘、床には木材が置いてある。
貴方「ちょっと案内してもらってて。そっちは…」
蛍丸「見ての通り床の修復。主、何で俺に頼んできたのかなあ面倒臭い…」
口ぶりから、蛍丸はその面倒の要因がAだということを知らないらしい。
が、まあ後で命が危ないかもしれないので、あえて言わないことにするが。
蛍丸「何でだと思う？」
小柄で軽い割には力がありそうだからです__…
なんて言うと大太刀で力一杯どつかれそうなので、こちらも黙っておく。
そういえば、ここは誰の部屋なのだろうか？
乱が「左文字」と口にしていたが…ひょっとして、さっきの白髪ストレート？
それならちゃんと謝るべきだよね。うん。
貴方「…ちょっとここの部屋の奴に、話したい事があるから待ってて」
Aは皆に一言言うと、所々破れている襖を開けた。
そこには、割とカラフル…白・ピンク・青の髪の三人組が座っていた。白髪の奴は、やはり江雪と呼ばれていた男だった。
三人は一緒にこちらを向く。
お世辞にも良いとは言えない目付きが似ている、きっと皆左文字なのだろう。
江雪「…何か御用でしょうか…？」
気を付けないと聞こえないような、小さい声で江雪は語り掛けてきた。
Aは色々言いたげだったが、あまり喧嘩を売るような場面ではないと判断したのか、素直に謝ることに。
貴方「あ、その…さっきはごめん」
部屋を横目で眺めてみた。
花瓶の下の畳が少し濡れて、色が変わっている。
机の横も同様に濡れて少し緑がかっている。
そして机の真ん中あたりにはホコリが積もっていた。
まるで地震の後のようである。
？「いえ、おかまいなく…」
ピンク左文字が言葉とは裏腹に、深く溜息をついた。
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そこら辺の水溜まりの水@不味い水(プロフ) - 作品を読もうと画面を見るとグロ画像がありしょっぱなから精神を抉られた、慰謝料を寄越せ (2018年5月12日 21時) (
レス) id: 30224d1d1f (このIDを非表示/違反報告)
りなほ@多忙(プロフ) - 御影さん» 包丁藤四郎!?そんな刀があるのですか…知りませんでした((((；ﾟДﾟ))))大丈夫です、なっちまってません← (2016年9月22日 21時) (レス) id: 762ecccfb8 (このIDを非表示/違反報告)
御影 - 先日徳川美術館で見てきた包丁藤四郎を思い浮かべてしまいましたよ(^-^;一応この話自体は簡潔してるみたいだしこれから読み始めるところなので(←おい)あり得ないでしょうが包丁藤四郎になっちまってるのかなぁー、と妄想しました！ (2016年9月22日 17時) (レス) id: a473325dfe (このIDを非表示/違反報告)
アヤミ(プロフ) - りなほ@多忙さん» なにこの会話！！めちゃ入りたかった！！ (2016年2月9日 19時) (レス) id: dcc37d5cfe (このIDを非表示/違反報告)
りなほ@多忙(プロフ) - 綺羅さん» …続きはメールでしましょうねー (2016年2月6日 7時) (レス) id: a309352d54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りなほ | 作者ホームページ：
作成日時：2015年10月31日 13時
