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すすり泣く審神者を結はふわりと抱き締め、白い手で頭を撫でる。
結「貴方は、良くやったわよ。誰も悪くない、誰も悪くないのよ___…」
貴方「…」
そうしているうちに雨は段々と強くなってきて、乱が肩を震わせた。
それを見た山姥切が小さな声で、帰ろう、と呟く。このまま雨に打たれ続けていても何も変わらない。誰も生き返らない。山姥切はそう言いたげな目をしていた。
審神者「…結さん、結さんはもう、どこにも行きませんよね？…貴女までいなくなったら、僕…」
審神者は何かを懇願するように言った。だが結は返事をせず、審神者から離れて寿の前に膝をついた。
結「…そうねぇ…」
寿の白い頬を指先でなぞり、結は深い溜息を吐く。
結「A、綺麗な顔だと思わない？」
貴方「え？…まあ、うん」
結「そうでしょ。私が殺したの」
背筋がぞくりとした。
その言葉の重みを噛みしめるように言う結の顔には、どことなく自棄を含んだような笑みが貼り付いていた。
山姥切「でも、寿を殺したのは、あんたじゃない」
結「…私は、この霊力で、この子を殺した。その感覚はまだ残ってるの。きっと一生忘れられない」
だから、と結は続けて言うと、袖口に持っていたものを取り出した。
拳銃だった。
結「私は、罪を犯した。操られてたとはいえ、この子を殺したのは私の霊力。私には、荷が重過ぎるわ」
審神者「!!!」
貴方「え、」
結「ごめんね」
審神者が手を伸ばした時には、もう遅かった。
結は銃口を自身の頭に突き付け、引き金を引いた。
かちりと乾いた音が響いた。
ぱあんと爆ける音が響いた。
結の体が力なく倒れた。
審神者「…」
呆然とした審神者は何も言わず、表情の無い顔で拳銃を拾い上げた。
Aが手を伸ばした時には、もう遅かった。
審神者は銃口を自身の頭に突き付け、引き金を引いた。
かちりと乾いた音が響いた。
〜追記〜
お久しぶり！！！です！！！！！！生きてます！！！！！！でも留年しそう！！！！！！しにそう！！！！！！マジで！！！！！！ヤバい！！！！！！(語彙力)
続く (更新停止中)
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篠屋裕季(プロフ) - 突然すみません！誤字を見つけましたので報告させていただきます！虎撤の兄貴の名前がミスってます…(＞＜)『長曾根』ではなく『長曽祢』です！このコメントは消して下さっても構いません!!どうか訂正をお願い致します!! (2017年12月23日 16時) (携帯から) (
レス) id: f2dc7330c9 (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - 狂華さん» お返事遅れてすみません(汗)応援ありがとうございます！('ω' )三( 'ω')頑張ります (2017年10月8日 12時) (レス) id: 762ecccfb8 (このIDを非表示/違反報告)
狂華 - 凄く楽しく読ませてもらっています！私も受験生なので息抜きにさせていただいています！無理せず更新頑張って下さい！ (2017年9月26日 0時) (レス) id: 8c5a9a8c33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そると | 作者ホームページ：
作成日時：2017年9月23日 14時
