"お喋り"と"その存在"と"力"�� ページ33
前回の続き
━━━━━━……
「なんだ」
『(理由は2つ。
1つオリジナルの魔女が語りかけているから
2つ魔女達はそれぞれに生きてきた時代の歴史や知恵を後継者に繋いでいく、つまり…)』
「知識と魔女の歴史の流失を防ぐ為…と、言ったところか？」
『(ピンポーン！)』
「オリジナルの魔女は生きてんのか？」
『生きてないよ〜。
でもボクらや後継者には彼女の存在はすごく近くに感じる、とっても優しくてすごい魔女だったよ！』
「ﾌﾌﾌﾌ、なるほど。寝てる間Aは魔女について勉強をしてたってわけか…ﾌﾌﾌﾌﾌｯﾌｯ
随分と外部に漏れたら困る歴史があるんだな」
『(そりゃそーさっ！
ただの人間の歴史より魔女の歴史は深いんだから！
それと、図鑑には
"言葉の翻訳とその意味をイメージとして頭に直接取り込むことが出来る"そう書いてあるでしょーっ？
歴代の1人の魔女が魔法でこっそり図鑑に紛れ込ませたんだ！
"力"を隠すことができても
どうしても"実の姿"を隠すことは出来なかったからね。
だからもし後継者以外が食べても得られる力はそれしかないってことだよ！
まぁ、後継者以外が食べれば1年で死んじゃうけどね。
もうこれ以上は教えることなんてな〜いよっ！)』
「ﾌﾌﾌﾌﾌｯﾌｯ…！つまりAは正統な後継者ってわけか。
俺がその力を悪用したり、今聞いた話を拡散するとは思わねェのか？」
『(思わないね〜、だって。
Aはキミにとって何よりの宝だろう？
わざわざ危険に晒すような事はしないっていうのは嫌でも分かるよ〜)』
「ﾌﾌﾌﾌﾌｯﾌｯ、そうか」
食えねぇ風だ…。
だが、Aの為にも知りたかった情報はおかげで聞き出せた。
聞いた能力だけでも、外部に漏れると確実にAは狙われる。
Aが背負うにはデカすぎる予想以上の能力だ…
『ぱぱぁ？』
「悪いなA。助かったぞ」
『むつかしぃ、おはなししてたねっ！』
「ﾌﾌﾌ、そうだな。
お前はまだ分からなくていい」
『うむっ』
「お前は、俺のそばにずっと居ればいい」
『ぱぱと、ずーっといっしょ？』
「そうだ」
くしゃ、と撫でてやればふわっと嬉しそうに笑う。
「なぁ、A。
帰ったら火が出てる石をパパに見せてくれねェか？」
『あいっ!!いーーよっ！あったかいんだよっ！』
「ほう、そりゃ楽しみだなァ」
お前を守る為にも…世界を壊す為にも…
早く力を付けねェとな、ﾌﾌﾌﾌ
なにこれ！なにそれ！きたこれ！�、�←"お喋り"と"その存在"と"力"��
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緋桜(プロフ) - ムーンさん» コメントありがとうございます！妄想なら任せてくださいｯ！最高の笑えるほっこり感とニヤニヤをお届け出来るよう頑張ります！！今しばらく待っててください！ (2018年3月4日 22時) (
レス) id: 46532d3dc5 (このIDを非表示/違反報告)
ムーン(プロフ) - 更新した内容を早く読みたいと楽しみに待っている者です！色んな意味で期待してますので頑張ってください笑 (2018年3月4日 21時) (レス) id: 257ddb25d6 (このIDを非表示/違反報告)
緋桜(プロフ) - 里さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけるとニヤけながら妄想した甲斐があります！これからも「桃鳥と雛鳥」をよろしくお願いします！ (2018年3月3日 22時) (レス) id: 46532d3dc5 (このIDを非表示/違反報告)
緋桜(プロフ) - まめまめさん» コメントありがとうございます！「変態並に」というワードにドキッとしました！ぁ、やっべ。変態だとバレてるやないかって吹き出しました！更新に向けて頑張りますのでもうしばらく待っててくださいね！ (2018年3月3日 22時) (レス) id: 46532d3dc5 (このIDを非表示/違反報告)
里(プロフ) - 初めまして！コメント失礼します！この作品すごく好きでいつも更新楽しみにしてます！これからも頑張ってください！ (2018年3月3日 21時) (レス) id: 4bc136adeb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緋桜 | 作成日時：2018年2月20日 1時
