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テヨンside
マーク｢テヨンヒョンが、調子いいなら練習再開しても大丈夫だと思いますよ。｣
テヨン｢、、、｣
マーク｢ただ、ヌナの事が心配なら、別にまだ再開しなくていいと思います。｣
テヨン｢えっ？｣
マークの言葉に、思わず言葉を詰まらせてしまった。
マーク｢だってヒョンだけが復活したとして、Aヌナがまだ復活してなかったら、ヒョン心配で練習にならないでしょ？｣
テヨン｢、、なんで分かるの？｣
マーク｢そりゃあもう高校生の時からヒョンとヌナ見守ってますから。笑｣
マークの言ってる事は間違ってなくて、僕だけが復活したとしても、練習中Aちゃんのこと考えたら練習にならない。もし、体調悪化したりしたらとか、絶対考えてしまうから。
マーク｢それに｣
テヨン｢？｣
マーク｢Aヌナは、テヨンヒョンのせいだって思ってないですから、大丈夫ですよ｣
テヨン｢、、、｣
マーク｢むしろテヨンヒョンが練習室にこもりっぱなしの時なんか、『私も頑張らなくちゃ！』って言ってたくらいですよ？｣
マークはニコニコ笑っていて、｢ヌナって何に関しても熱心ですよね。｣って言っている。
それは本当にそうだと思う。
マーク｢ヌナは自分が無理し過ぎて倒れた事、ちゃんと分かってます。口に出さないだけで。笑｣
マーク｢ヌナはいつだってテヨンヒョンの事信じてますから、絶対大丈夫です。僕が保証します。笑｣
マークはそう言って、僕を励ましてくれた。
しばらくすると、マークは練習室に戻って行き、寝てるAちゃんと2人になった。
明日、練習を再開するか考えていると、
『テヨンくん〜、、さつまいもちょーだい〜』
テヨン｢、、寝言？笑｣
おそらく寝言だろうけど、そう呟きまた気持ちよさそうに眠るAちゃん。
寝てる時もさつまいもの事考えてるんだなあ。
寝てるAちゃんの姿を見て、復活するかどうかを決めた。
どうせなら、Aちゃんと一緒に復活しようと。
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作者名：莉奈 | 作成日時：2021年5月9日 2時
