テヨンくんのマネちゃん。 (ページ11)

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ユウタside

ユウタ｢少しは落ち着いたか？｣

テヨン｢うん、ちょっと。｣

さつまいもラテを一気に飲んで、息をついたテヨン。
場所は変わって、さっきおったテヨンの部屋から出てきて、事務所の屋上。
テヨンが｢ちょっと外の空気吸いたい。｣って言ったから、連れてきた。

ユウタ｢テヨン｣

テヨン｢なに？｣

ユウタ｢マネヒョンと同じこと言うけど、焦っても意味ないで。｣

テヨン｢、、分かってる｣

その話をすると、また表情が暗くなってきているテヨン。
テヨンの事を外から見てる俺らからしたら、別にいつものテヨンア。
テヨンはテヨンなりに腑に落ちやん何かがあるんやろうけど。

ユウタ｢テヨンにはめちゃくちゃ苦かもしれやんけど｣

テヨン｢、、、｣

ユウタ｢しばらくAとも会うの禁止。｣

テヨン｢っ、なんで？｣

ほんとは言いたくなかった。
スランプに入ってしまっとるテヨンに。
スランプに入ってるからこそ、テヨンアからしたら会いたくなるはず。
Aが居ってくれるだけで、こいつがどれだけ助かってるか、知ったこっちゃない。
でも。

ユウタ｢今のテヨンやったら、多分また絶対Aに当たるで。｣

テヨン｢嫌だ。｣

ユウタ｢テヨンア。｣

テヨン｢スランプに入っててただでさえ苦しいのに。Aちゃんにも会えないって、、、！｣

テヨンの言ってることもめちゃくちゃ分かるから、すごい罪悪感しかない。
やけどAと会わしたら、またいつさっきみたいになるか分からんから。

ユウタ｢今のテヨンやったら、間違いなくA傷つける事になるけどええの？｣

テヨン｢！！それはっ、、やだ。｣

ユウタ｢スランプ抜け出すまで、我慢。｣

そう言ったら納得はしてなかったけど、｢Aちゃんに会うためにも、早くスランプ抜け出す。｣って言って気合い入れてた。

ユウタ｢直接は話さんでも、メールはいいらしいから。｣

テヨン｢、、誰情報なの？｣

ユウタ｢マネヒョン。言うけどこれ全部マネヒョンから言われたことやでな！！考えたん俺ちゃうから！｣

俺やったら絶対Aに会わせてるわ。