テヨンくんとのさつまいも生活 (ページ33)

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テヨンside

『どう？面白いでしょ！！』

そう言って僕の顔を除き込んでくるAちゃん。
それもめちゃくちゃワクワク顔で。

テヨン｢確かにこの女の子、Aちゃんに似てるね笑｣

『でしょでしょ！？テヨンくんはちょっとしかその小説読んでないから分からないと思うけど、主人公のユンホくんがその女の子に惹かれていく話なんだけど＿＿＿＿＿』

ここからのAちゃんの話はとても長かった。
読書感想文書けるんじゃないかなってくらい。笑
その主人公のユンホくんは、最初はその子が好きじゃなくてむしろ嫌いな子だったらしく。
その前には彼女が居たらしい。まあ、よくある話だと思う。

『(じーっ。)』

テヨン｢Aちゃんそんなに見られたら穴空いちゃうから。(笑)｣

｢あ、や、ごめんなさい(汗)｣

テヨン｢、、なにか聞きたいことあるの？｣

『なんで！？』

テヨン｢そんな気がしたから？｣

僕のことをジッと見つめてて、どうしたのか聞いたら珍しく焦ってるAちゃん。
これは多分、聞きたいことあるんだろうなあって思った。
直感だけど。

テヨン｢どうしたの、そんなくらい顔して。｣

『やっ、ユンホくんとテヨンくん似てるから。なんで私みたいな人好きになったんだろうなって。別に可愛くないじゃん。私と、私に似てる子。』

テヨン｢Aちゃん、自分傷つけるのダメ。Aちゃんの悪い癖だよ。｣

『だって本当じゃん、可愛くないし馬鹿だし。こんな私のどこが良かったの？』

テヨン｢いや、本当にAちゃんは可愛いよ？｣

そうやって言った所でめちゃくちゃネガティブになってくAちゃん。
なんだろう。Aちゃんの周りにめちゃくちゃ負のオーラを感じる。
うーん、、気にすることないんだけどなあ。笑

テヨン｢Aちゃん、そんな顔しないの。｣

『む。』

テヨン｢む。ってなに？(笑)｣

『だってだって！！ユンホくんやテヨンくんはイケメンなのにブサイクな自分が腹立つの！！！』

Aちゃんはそう言って、また僕のベッドにだいぶして暴れだした。
、、ダメだ。こうなるとAちゃんの暴走は止まらない。