テヨンくんとのさつまいも生活 (ページ17)

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『で、変身してきた！見て！さつまいもと同じ色！』

テヨン｢、、そのさつまいも買ってきたの？｣

『大正解～！ね？どう！？』

テヨン｢紅色って言ってるけど、、自分の髪色ちゃんと見た？｣

『え？』

テヨン｢、、ピンク色になってるけど｣

『冗談辞めてよテヨンくん！』

テヨン｢冗談じゃないよ。ね、ユタ｣

テヨンオッパが嘘ついてる可能性もあるから、私は愛用してる手鏡で確認した。

『、、まじでピンク色じゃん』

ユタ｢ピンク言うてもダークピンクやろ。それ｣

『最悪。。』

テヨン｢、、、｣

めちゃくちゃテンションあげてテヨンオッパの前に登場したのに。こんな結果とは。
恥ずかしすぎるでしょ。お金の無駄じゃん。あの店員さんどうなってんのっ！

『また、、染め直してくる』

そう言って引き返した時。

テヨン｢待ってAちゃん｣

『ナンデショウカ』

テヨンオッパに止められた。

テヨン｢あの、、｣

『え、なに？』

テヨン｢その、髪型、さ｣

『あ～っもう！！分かってるよ似合ってないんでしょう！？だから染め直すってばっ！！』

ムカつく！そんなストレートに言わなくてもいいじゃないか！頑張って染めたのに！
そう思いプンプン怒って歩いていた。

テヨン｢っだから！！似合ってるって言ったの、、、！！｣

『、、え？』

テヨン｢似合ってるって、言ってんのに、Aちゃん話聞いてくれない。｣

そう言ってしょんぼりするオッパが可愛くて思わずハグしたくなったのでハグしに行った。

『オッパぁぁぁキヨミ～♡♡』

テヨン｢何度も言ってるけど、可愛い嬉しくない。。｣

『ううん、テヨンオッパは女の子より可愛いよっ？』

テヨン｢、、やっぱり似合ってるなんて言わなきゃよかった。｣

『いいよ。どうせ髪染め直すし！』

そう言ったらテヨンオッパは私の髪を触って、手を通してきた。

『どうしたの？』

テヨン｢染めないで、いい｣

『え？』

テヨン｢僕、ピンク好きだから。。それにAちゃん似合ってるから｣

テヨンオッパは照れてるのか、少し顔が赤かった。

『テヨンオッパ、結婚する？』

テヨン｢もうちょっと大人になったら、ね。｣

後日、美容院に電話したら新人さんのミスだった事が発覚した。
だけど、テヨンオッパには似合ってるって言われたしよかった気がする。

ただ。髪を染めてからテヨンオッパは私の髪をいじり倒してくるのであった。