ウチの冷凍庫の8割はピザ（ど偏見） 視点ci ページ34
ci「よりによってこの子かぁ」ﾎﾞｿｯ
タイミング悪ぅと心の中で呟いたあと顔にスマイルを貼り付けた
媚びは売っとくに限るのである
麗「ふむ、何だ見たことない顔ぶれではないか。つまらない」
麗は透哉達を見た途端に顔をムスっとさせ俯く
これは良くない傾向だ
それにこの子の機嫌が悪くなると被害を被るのはいつも俺なので勘弁してほしいものである
紬「シャーペン構えてくんなよ麗(れい)」
そんな麗の様子を見て、機転を利かせ話を逸らしてくれる紬に内心頭が上がらない今日この頃
麗「なっ戦争に武器なしは危険だろう」
戦争･･･相変わらず物騒な思想をお持ちだ
血に飢えたような赤い瞳なんてあのお方と瓜二つ
紬「いやシャーペンを武器としてるのお前くらいや」
『迷わず目いったらデカいと思うけどなぁ』ﾎﾞｿｯ
麗「だろう！お前は話が分かるな」
『グロイグロイ』(迷いなく目を狙ってくる中学生嫌だよ俺)
麗「そうだチーノ。いつものアイスはないのか？出来ればチョコレート系がいいゾ」
ci「麗さん、すいません。いまそれ切らしてて･･･」
俺は冷や汗をかきながらそう答えた
期待したような顔をしているところ悪いが今この家に麗さん用のスタックはない
一昨日あげたので最後やったからや
麗「えー･･･」
すると麗は不満げな声を上げた
ci「代わりにゴツンとみかんなら…」
麗「うー」
この我儘娘が･･･
さて何故俺がここまでこの子に媚びを売っているのかお答えしよう
この子が我ら生徒会長の妹様だからだ
shp「チーノ･･･」
それまだ続けとったん？と言いたげな目を向けてきたショッピ
(しゃあないやん グルさんの妹ねんぞ)
俺の評価に関わるんや！！と心の中で叫ぶ
奏「麗、お前人様家に来て我が物顔でアイス強請るのどうかと思うで」
凛とした奏の声が廊下に響く
もしかして救世主！？
麗「だが･･･待て･･奏･･なのか？」
奏を捉えた途端に麗は目を輝かせる
まるで宝物を見つけたようだ
奏「ああそうやけど･･･」
奏はぎこちない表情を浮かべる
麗「久しぶりではないか！その…元気にしていたか？」
奏「まあな。それより先にワイの友達に自己紹介ちゃうんけ」
麗「あっコホン。
流れるようにカーテシーをする姿は麗によく似合っていた
流石名家のお嬢様である
それに対して二人は優しげに笑っていながらこう言った
『『こちらこそ』』
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璃奈(プロフ) - YoMoKaさん» 、コメントありがとうございます。お褒めに預かり光栄です！これからも期待に応えれるよう頑張らせて頂きます(*･ω･)*_ _)ﾍﾟｺﾘ (2月26日 19時) (
レス) id: d92715a68f (このIDを非表示/違反報告)
YoMoKa(プロフ) - 書くのとても上手ですね!次も楽しみにしてます。 (2月25日 22時) (レス) @page40 id: ee93cd9c18 (このIDを非表示/違反報告)
璃奈(プロフ) - 匿名のヤツさん» 匿名のヤツさん、コメントありがとうございます。初めてコメント、喜びで胸がいっぱいです！！これからも頑張りますので最後まで見守ってくれたら嬉しいな (9月12日 23時) (レス) id: d92715a68f (このIDを非表示/違反報告)
匿名のヤツ - コメント失礼します！めっちゃ面白いです！楽しみにさせて頂いております！ありがとうございます！ (9月12日 22時) (レス) @page31 id: 4d5241d02c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：璃奈 | 作成日時：2023年6月10日 14時
