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痛い
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイいたいたいいたいいたいいたい
鮮血が腕を伝った
「アハッ♡」
鋭い痛みが彼を襲う
思ったよりも深い傷と痛み
しかし、彼は恍惚の笑みを浮かべ心底幸せそうに笑った
痛い
確かに痛い
でも彼女の為につけた傷だと思った途端に愛おしく感じるから不思議だ
「フーンフーン♪」
鼻歌を歌いながら、自分の想いを書き出すこの愛の作業は男の日常になったといっても過言ではない
愛の証を刻む度
こはるちゃんを好きになる
彼女に依存していってる感覚がたまらない！
「あとはこれ」
白濁の液体が入った小瓶を入れる
封をすれば男のラブレターは完成だ
俺の
こはる「はぁ…」(久々だなこの感覚。ていうか鳥肌が凄い)
こはるちゃんは俺が見守っとると深いため息を吐く
悩みあるなら俺に相談すればええのに
君の笑顔の為なら俺、頑張るんやけどなぁ
「嗚呼またや」ﾎﾞｿｯ
その憎らしい背中を睨んだ
友達やし言いたくはないけど隣に居る男が邪魔で仕方ない
最近は仲の良い男が増えて俺がどれだけ悲しくて泣いたのか彼女は知りもしないだろう
浮気してる訳じゃないのは分かっとる
でも、男は皆んな狼なんやで
こはるちゃんなんかパクッと食べられてしまう
そんな言い訳をしながら内心彼女のことを信用できていない自分に嫌気がさした
そろそろお家にお邪魔したいのに照れ屋な彼女はいつも逃げてしまうからまだ家を特定できていない
危ないから最後まで送りたいのに、、、
「前途多難やぁ」
男は壁に貼ってある隠し撮り写真を手に取った
そしてーーー
写真の彼女にキスを落とす
「でも大丈夫やでこはるちゃん。なんたって俺がこはるちゃんの運命の相手やからな♡♡」
照れて頬が紅潮した
「はぁ早よ明日にならんかな」
こはるちゃんと話したい
近づきたい
触れたい
手を繋いで
抱き合って
それからーーーー
「こはるちゃん愛しとるで♡」
歪んだ笑みを浮かべる彼は明日も常識人ぶって擬態する
俺のこはるは絶対誰にも渡さへん
俺さ知っとるんよ
愛がたとえどんなに濁っても、歪んでも、狂ったとしても
それが真実愛ならば全てが正当化されるんやろ？
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璃奈(プロフ) - YoMoKaさん» 、コメントありがとうございます。お褒めに預かり光栄です！これからも期待に応えれるよう頑張らせて頂きます(*･ω･)*_ _)ﾍﾟｺﾘ (2月26日 19時) (
レス) id: d92715a68f (このIDを非表示/違反報告)
YoMoKa(プロフ) - 書くのとても上手ですね!次も楽しみにしてます。 (2月25日 22時) (レス) @page40 id: ee93cd9c18 (このIDを非表示/違反報告)
璃奈(プロフ) - 匿名のヤツさん» 匿名のヤツさん、コメントありがとうございます。初めてコメント、喜びで胸がいっぱいです！！これからも頑張りますので最後まで見守ってくれたら嬉しいな (9月12日 23時) (レス) id: d92715a68f (このIDを非表示/違反報告)
匿名のヤツ - コメント失礼します！めっちゃ面白いです！楽しみにさせて頂いております！ありがとうございます！ (9月12日 22時) (レス) @page31 id: 4d5241d02c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：璃奈 | 作成日時：2023年6月10日 14時
