23 rbrside ページ23
？「ロボロー」
懐かしい声がする
？「ロボロ！お前、また此処居たのかよ」
ちょっと煩くて……それでいて優しい声
「兄さん」
泥だらけで座り込んでいるのは…俺？
？「ロボロ！心配したんだぞ！？どうしたんだこんなボロボロになって、、、」
rbr「あんな…ぼ、僕な、、もう公園行きたない。アイツらに女っぽいって馬鹿にされて殴られんの……もう嫌や」
あーそうやった
小さい頃の俺は喧嘩が弱くていつも泣いとったっけ？
まぁこの後、俺は筋トレという素晴らしいもんに出会うやけども
？「怖かったなぁ……てかまたアイツらに絡まれたのか！お兄ちゃんを呼べっていつも言ってるだろ？」
泣きじゃくる俺の頭を撫でる兄さんの手
感覚はない
だけど嬉しかった
rbr「兄さん、喧嘩弱いやん」
？「言うようになって、、、しゃあねぇな。お兄ちゃんがとっておきをロボロに作ってきたぜ」
rbr「？何これ」
"天"と書かれた布
確かそれはーーー
？「これは面布っていうんだ！カッコいいだろ？それで顔を隠せばもう安心だぜ！！」
rbr「….これ前見えんくならんか？」
転びそうやなと俺が他人事のように思えば、兄さんは自信満々にこう言った
？「穴開けてあるから大丈夫！」
rbr「･･･アハハハッ！兄さん、ありがとう大切にするな！！」
？「おう！じゃあ帰ろ！！今日はカレーだぞ〜」
rbr「うん！って兄さん！？」
？「家まで鬼ごっこな！」
rbr「もう！待ってよー！！」
一面のオレンジにピンクに染まった雲
そんな綺麗な空がいつまでも俺らを照らしていた
ーーー
rbr「あっ夢？
随分と懐かしい夢やなぁ」
ロボロは決して良い寝心地ではないベッドで目を覚ました
同室者は既に行ってしまったのだろう
しんと静まり返る空間と朝の冷たい空気がロボロを包む
ー"逃げろロボロ！！"ー
ー"嫌だ…ッ待って行かんといて！兄さん！！"ー
rbr「ッ！！」
嫌な思い出がフラッシュバックする
rbr「自責の念はねぇ・・・心の弱い人が感じるものなんですよ。俺はそんな脆ないから…だから……大丈夫」
ロボロは自分に言い聞かせるように呟いた
窓から見える蒼い空
こんな腐った世界でも綺麗な空はきっと素敵なところな筈や
きっと報われとる
天国で……絶対に報われてなきゃあかんのや
rbr「朝ごはん…食べに行くか」
扉前で振り返り、壁に貼ってある面布に向かって俺はいつも通り挨拶をする
rbr「行ってきますぺいんと兄さん。俺、今日も生き延びるわ」
兄さんの命を背負って
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璃奈(プロフ) - あるかろいど有機さん» コメントありがとうございます。ゾンビの私が人間らしいかぁ･･･人間の貴方にそう言われるのは何だか不思議だけどとっても嬉しい！貴方とゲームできたら楽しそう……って食欲が勝っちゃうか。。うーん、もし私が人間に戻れたら･･･その時は遊んでね！！ by夢主 (2月29日 19時) (
レス) @page2 id: d92715a68f (このIDを非表示/違反報告)
あるかろいど有機(プロフ) - ワ、好きですめっちゃ！夢主のさっぱりしつつあったかい人間らしい…？性格がドンピシャ刺さりました！ずっと推していきます！ (2月28日 21時) (レス) id: 94b039b255 (このIDを非表示/違反報告)
璃奈(プロフ) - ロリコン女さん» コメントありがとうございます！璃奈を推してくれるなんて…っとっても嬉しいです！お姉ちゃん、ありがとヾﾉ(,,> <,,)これからもお姉ちゃんの推しになれるよう頑張ります！！ (1月21日 17時) (レス) id: d92715a68f (このIDを非表示/違反報告)
璃奈(プロフ) - らむね@プリ小説もやってるよ！さん» コメントありがとうございます！公式ネタがついつい面白くて使いたくなっちゃうんですよね(〃ω〃)素敵な応援コメントとっても嬉しいです！！ (1月21日 17時) (レス) id: d92715a68f (このIDを非表示/違反報告)
璃奈(プロフ) - 猫狗さん» コメントありがとうございます！この作品を好きと思っていただけて光栄です。これからもこの作品を愛して貰えるよう更新頑張らさせていただきます( * . .)" (1月21日 17時) (レス) id: d92715a68f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：璃奈 | 作成日時：2023年5月23日 1時
