帰してくれ！！ (ページ27)

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〜遠足編〜　女子ってイケメン好きだよね！！ページ27

ci「なーショッピ、班一緒に組もうや」

クラスメイトにおはよーと挨拶し教室に入ったチーノは、鞄を机の横にかけ、ショッピに駆け寄った

shp「なんのー」

開口一番にそんなことを言われても意味が分からない
ゲーム画面から目を離さずショッピは返事を返した

ci「そりゃあーーー

遠足や！！」

こはる「えっ？遠足なんてあるの？」
アイツは目を丸くする

透哉「あれー知らなかったの？まー最近休み時間どっかいったり、ホームルームの時にぼーっとしてたよねぇ」

shp「いやーこはるさんそろそろ理由教えてくれてもよくないっすか？」

ショッピはゲームをクリアしたのかスマホの電源を落とした

ci「ショッピ〜世の中に知らん方がいいこともあるねんで？」
遠い目をしたチーノに俺はツッコミを入れる

透哉「人生達観し過ぎじゃねぇ」

こはる「私の話はどうでもいいの！！」
突然立ち上がりチーノを見るこはる

こはる「それより遠足？って何処行くの！？」

あれっ？目をキラキラさせとる、、、
楽しみなんかな

こう見とると可愛いねんけどな

ci「っていうかプリントはこはるの机の中に入れたと思うねんけど、、、」
チーノがやれやれと呆れた目を向ける

エッ嘘？？と言いながら机を漁るとクシャクシャのプリントが出てきたらしい

頭を抱えていた

透哉「フフフッそういえば5人で組むんやっけ？」
思わず笑いを抑えきれず変な声を出してしまった

shp「そういえばそうっすね。俺らで組んだらあと1人っすけど男女の比率的にこはるさんに残り選んでもらった方が良くないっすか？」

ci「確かになー」

こはる「ちょっと待って！！ショッピとチーノは遠回しに私に死んでって言ってるよ？？？」

周りの女子の視線が一気にこはるに突き刺さった

ショッピとチーノはイケメンなので遠足という機会にお近づきになりたい思う女子が大勢いるのだ

南無阿弥陀
お前のこと忘れねぇぜ

ガララッ

教室の扉が乱暴に開けられる音に俺は振り向いた

先生「おい！お前ら遠足の班を5人で組めってプリント出てたけど少し語弊があった！！」

どういうこと？？