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【及川side】
ピンポーン
ガチャ
及｢お邪魔しまーす。｣
｢まだご飯出来てないから適当にくつろいでて！｣
奥からAの声がする。
及｢おっけー！｣
きっと合宿終わったばっかで疲れてるよね、悪いことしちゃったかな。
｢！徹、どうしたの？｣
及｢俺も手伝うよ。無理させちゃってるしね。｣
…それに、気になる事もあるし。
｢…よし、完成！｣
出来上がった料理を2人で食べる。
｢そういえば、はじめの家じゃなくて良かったの？｣
及｢え？｣
｢いや、こういう時って徹は大体はじめの家行ってるなーと思って！｣
まぁ確かに、今回はちょっと強引にAの方きたんだけどね。
及｢いーの、Aに会いたかったんだから。それより、さ…｣
｢んー？｣
及｢Aって国見ちゃんと仲良かったんだね。｣
｢え？｣
Aが一気に慌てた表情になる。
｢そ、そんな事ないよ？｣
及｢…そっか。｣
A、相変わらず嘘つくの下手だなぁ。
『俺、負けないように頑張るんで。気抜いてると貰っちゃいますから。』
国見ちゃんの言葉が頭によぎる。
この言葉、それにAの態度…
もしかして、国見ちゃん…Aに告白した？
だとしたら、Aは…
及｢…｣
先手は取られた、でも。
及(…受けて立つよ、国見ちゃん。)
そう簡単に取られてたまるか。
｢徹…？徹！｣
及｢！ごめん、どうしたの？｣
｢いや、ぼーっとしてたから…｣
及｢ごめんごめん、考え事してて。…ごちそうさま、美味しかった。｣
｢良かった！実は美味しいか不安だったんだよね。｣
そう言ってほっとした表情になるA。
｢じゃあ私風呂入ってく…わっ！｣
及｢危ない！｣
ドンッ
何かに躓いて転びそうになったAを慌てて抱きとめる…つもりだったんだけど。
及｢大丈夫？…っ！｣
勢い余ってAが俺の上に覆いかぶさってる。
｢徹、ごめ…!?｣
あーあ、ほんとにさ。
今この家には俺とAの二人きりで、Aは薄めの服を着てて。
そんな真っ赤な顔でこっち見ないでよ。
｢ほんとにごめん、すぐにどくから…！｣
そう言って起き上がろうとするAの背中を少し強引に引き寄せる。
及｢もうちょっとだけ、このままでいて。｣
｢っ…///｣
こんな無防備な状態でいるなんて、やっぱりAは危ない。
…俺もちゃんと、伝えなきゃ。
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真琴(プロフ) - ゆりりんさん» ありがとうございます！亀更新ですが精一杯頑張りますのでこれからもよろしくお願いします！返信遅くなってしまい申し訳ありません...！ (2019年1月3日 0時) (
レス) id: f359aee221 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん - 続きがめっちゃ気になります。更新頑張ってください！ (2018年9月9日 7時) (レス) id: 3aa826c620 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真琴 | 作成日時：2017年2月1日 23時
