前の席の輩君に気に入られました【宇髄天元】２

９２. ページ47

〜Aside〜





『ちょーーーっ！！？っと待ったぁ！！////』




ズイッと近づいてくる顔を

すんでのところで手でカバーした



私と天元の間に手のひらを出してカバーしたため

天元の唇が直接手にあたる






『………////』



「おい…手」



『手、じゃなくて…今何しようとしたの…？』



「キス」



『ふぁっ！！////』



「言ったろ？お前が悪いって」



『なんで！！』



「お前が派手に可愛いこと言うから」



『っ、わけわかんない…////』



「はい。つーわけで手どけろ」



『どけたらキスするでしょ！？////』



「当たり前だろ」



『ひぇっ////』





さっきカレカノになったばかりなのにもうキス！？


今ってそんな段階早いの！？







「…………嫌なら我慢する」



『！！……嫌、とかじゃなくて…////』







そう



決して嫌なわけじゃない。







ただ______









『さっきも言ったけど…私は天元と違って
何もかも初めてだから…、その…////』



「……煽ってんの？」



『はい？！』



「あーもー可愛すぎて無理。やっぱしていいか？」



『うっ…////』



「嫌なら突き飛ばして」



『え、ちょっ！////』









ほんとズルい






そんな顔して言われたら

突き飛ばせるわけないじゃんっ！！

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