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74. ページ29

〜Aside〜



<玄弥〜

<不死川さんお久しぶりです!!

<初めまして!





不死川くん玄弥くんと

炭治郎たちが色んな挨拶をしていた時




「よっ!」



『こ、コンバンワ(?)』



「ブハッ、なんでそんなカタコトなんだよ(笑)」



『アハハ…』






ヤバい…

まともに天元の顔が見れない…









「浴衣…」



『!!』



「すげぇ良い。ド派手に可愛いぜ」




そう言いながらポンッと手を頭に乗せてきた




思わず顔をあげると

イケメンが微笑みながら私を見下ろしていた






『っっ…、て、天元も…凄く似合ってる』



「だろぉ?俺みたいな色男は
何着たってサマになるからな」



フフンっと顎に手をあてて言う天元


いつものふざけた様子に心が和んだ





『はいはい色男サマ流石ですね〜(笑)』



「お前〜、馬鹿にしてんだろ」



『フッ、ハハっ!!』









……よかった

普通に話せてる









「宇髄さん!」



『お、竈門妹〜。お前も浴衣似合ってんじゃねえか』



「ありがとうございます!」




天元は私の時と同じように禰豆子ちゃんの頭を撫でた






あれ?





この2人こんな仲良かったの??






あの日私が家入ったあと喋ったりしてたのかな?








「ちょいちょいちょいアンタ!!!
Aちゃんだけならず禰豆子ちゃんにまで
気安く触んないでもらえますゥ!?」



「お前は相変わらずうるせぇなぁ(笑)」




キーキー言ってる善逸を

炭治郎たちが引っ張って歩きだす





みんなの後を付けるように後ろを歩いてた時








「A」





『っ、な…なに?』








天元だけが立ち止まって振り返った







.








「………………"俺の為"??」





!!






浴衣の事だ






言わなきゃ




天元の為だよ、って…









『ぁっ…えっと……///』



「って、そんなわけねーよな(笑)」



『!!』





わりわり、と言って再び前を向いて歩きだす







違うよ…

そんなわけなくない。






天元の為だよ









言いたいけど言えなかったその言葉は




そのまま胸の中に押し込めた

75.宇髄side→←73.



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青子(プロフ) - ドキドキとニヤニヤ止まりません!更新楽しみにしています! (2021年2月11日 9時) (レス) id: 9cb6011c24 (このIDを非表示/違反報告)
ふじ(プロフ) - ヒカルさん» ドキドキしてもらえるように書けてよかったです^^!頑張ります! (2021年1月18日 0時) (レス) id: 5994ebf7db (このIDを非表示/違反報告)
ヒカル(プロフ) - ふじさん» こちらこそ素敵な作品ありがとうございます!ドキドキしながら最新話読みました〜!ふじ様のペースでこれからも頑張って下さい^^ (2021年1月17日 8時) (レス) id: f04d7ddf7d (このIDを非表示/違反報告)
ふじ(プロフ) - ぴよさん» お待たせいたしました(;Д;)(;Д;) (2021年1月17日 1時) (レス) id: 5994ebf7db (このIDを非表示/違反報告)
ぴよ(プロフ) - 更新とても待ってました!!!(;o;) (2021年1月17日 1時) (レス) id: 94bb43600f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ふじ | 作者ホームページ:ない  
作成日時:2020年5月5日 18時

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