前の席の輩君に気に入られました【宇髄天元】２

６７. ページ22

〜Aside〜



さっきの事があってから


迂闊に天元に勉強を聞けなくなった





だって…






「A｣



『ひゃい！』



｢ひゃい、って(笑)
手ぇ止まってんけど分かんねぇとこあんの？」



『あ、えっと…』



「どこよ」



『！！』





天元が近づくと休憩する前の時より

心拍数ヤバくなる！！





『あ、大丈夫大丈夫！！！
それより天元にばっかずっと聞いてごめんね！』



「んなの気にすんなよ」



『でも天元の課題進まないしっ
不死川くんほとんど終わってるみたいだから
不死川くんからも教えてもらおうかなっ』




ねっ！？


と力を込めて不死川くんの方を見る





「あー…俺は別にいいけどよ」



「…………」





え、なんか２人とも微妙な顔してる





『あの…もし無理そうだったら…』



「不死川、教えてやれよ
俺その間自分の課題やってるからよ」



「…おう。……何処が分かんねぇんだァ？」



『あ、えっと…』





その後は天元と一定の距離を保ち


時々不死川くんに解き方を聞きながら課題を進めた

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