〈オリジナル〉殺し屋系グループでドSな相棒が出来たのですが。

次回予告 ページ39

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4話


『えっと……双葉Aです』

「部長の氷高。僕に口出しした奴は全員ぶっ飛ばす」


記念すべき転入日。
私のした選択は間違っていない＿＿＿と、思いたかった。


「…とりあえず、双葉のことはドMと認識した」

『ちょっと待とうよ結弦くん！！』


少し変わった部長の少女に振り回されて。


「僕は医者になれない。それでも命を救いたいの」

『なら救いましょう。私たち、二人で。』



そんな、雨の日の話。


＊

5話


「次の任務は…紅苹果総出で行うわよ。」



血を濁した雨の匂い。
私と夏の、物語。



「君がそこまでして彼女を大事に思うなら…巻き込まなければいいのでは？」

「巻き込まれに来るんだから仕方ないだろ。そうじゃなきゃこんな…」



私が夏を、殺してしまった。



「夏がするなら私もするわ。独りに…なりたくないもの」

「言うこと聞けっていつも言ってんだろ！！」



俺が透を、殺したんだ。



「わ…たしの、ヒーロー…」



「安心してよ。＿＿＿＿＿＿…俺は至って冷静だ」




うさぎのピンが、床に落ちた。


＊

6話


「夕日は現在激おこなのです」

「ごめんね ゆうひちゃん！俺は大好きだから！」

『なにあの茶番？』

「帰るぞ」


花菱学園、変人集団です。

そして。



「夕日を怒らせた罰。＿＿＿＿死んで」


「うちの妹と同じ空気吸ったテロリストは全員＿＿＿＿塵と化せ」


花菱学園、強者集団です。



＊






2巻もうすぐです！お楽しみに！

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