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約束の一週間が過ぎるのはあっという間だった
仕事が終わってすぐに病室へ行き
2人で並んで窓からの景色を見ながら他愛もないことを話す毎日
恋人らしい事なんて、何もしてないけれど
ドアを開けるたびに『ジミナっ!』っと彼女は笑って僕の名前を呼んでかけ寄ってくれた。
JM『今日で最後か…』
寂しいと思ったことに少し驚きつつも
彼女に会いに行くために帰りの支度をしていた
TH『ジーミナっ♪』
扉を勢いよく開けてご機嫌な親友がやって来た
スキップまでしちゃって何かいい事あったのかな?
急いでる僕は、そんな親友にも目もくれず準備をしていると
テヒョンが僕の肩に腕を回してニヤニヤしていた
JM『なにー?僕、急いでるんだけど?』
TH『俺に何か内緒にしてるだろー?』
JM『別になにもないよ』
TH『最近、すぐに帰る準備してなにしてんのかな?』
JM『…あっ、もう時間だからじゃあね!』
後ろで寂しいじゃんかー!っとテヒョンが叫んでたけど
聞こえないフリをして部屋を出た
別に隠してるわけじゃないんだけどね…
どうせ今日で最後だし
彼女の事をどう話していいかもわからないし
そう言い聞かせて病院へと向かった。
。
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作者名:こころ | 作成日時:2023年8月19日 1時