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No8 ページ8

仕事の帰り道
駅で電車を待ってるとまた佐藤さんに会った







颯『えっ?同じ電車?』







『そうみたいですね……(笑)』









颯『今まで全然気づかなかった!』









どうやら家もご近所さんらしく
そのまま自然と一緒に帰ることになった









『私、もうすぐそこなんで…』







颯『俺はコッチです、じゃあまた明日。』









『はい、また明日。おやすみなさい』









佐藤さんに挨拶をしてマンションに入ると
玄関の前で座り込む隆弘が居た











『…なんで居るの?』







西『……遅い』








顔をあげた彼はふてくされたようにそう言った




こんなとこ誰かに見られたら大変と思い
そのまま彼を部屋にいれた









こないだの事謝らなきゃ……
今日こそは素直にありがとうって伝えたい








西『……ねぇ、さっきの男誰?』









急に後ろから抱きしめられて
いつもの彼よりも少し低い声でそう言った








彼の腕の中から器用に抜け出し
コーヒーでもいれようとキッチンに行くと



また抱きしめられた
今度はさっきよりも強い力で









西『……付き合ってんの?』







『あの人は会社の人!


もう、離してよ?』









西『やだっ!俺には冷たいのになんでアイツにはあんなに楽しそうに……。』









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作品ジャンル:恋愛
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作者名:こころ | 作成日時:2020年3月29日 14時

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