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No2 ページ2

『おはようございます。』







『ほら、あの子だよ!上司に色目使って出世したっていう』





『ちょっと顔がキレイだからってねぇ』









聞こえてるっつーの!!





学生時代もクラスの女子の彼氏を取ったとか言われたっけ







そんな事するわけないのに








だからこうゆう事言われるの少しは慣れてるはずなのに







慣れない東京での生活が私の心を弱くする









『あんな人達の言うこと気にしちゃダメだよ?』







『あっ、マリさん…。おはようございます』









落ち込む私の肩をポンっと叩くのは先輩のマリさん








キレイで優しくてとても強い人









マリ『さくらちゃんが頑張り屋さんな事は見てくれてる人はちゃんと居るからね!』







『ありがとうございます…。』








その優しさが心をジーンっと温かくさせた






そうだよね!
あんな事で落ち込んでる場合じゃない





せっかく本社に呼んでもらったんだ
私は自分の仕事を頑張ろう









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作品ジャンル:恋愛
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作者名:こころ | 作成日時:2020年3月29日 14時

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