検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:6,591 hit

4話 ページ5

夢主side


『ちょっとまって!あの、違うんです!!!!』

と、今まで生きてきた中で一番大きいんじゃないかって声が出る。そりゃ、そうだ。このまま「やっぱり怪しいですよね〜えへへ」なんて言おうものなら、軟禁ルートに直行して、1週間後には「上の連中が死刑にしろって言ってる☆」なんて言われて処刑される未来が見える。

そんな悲惨な未来は嫌なので全力で弁解することにする。


『違くて、呪術師とか呪霊を知らないって言ったのは、呪術廻戦の話じゃないって言われたからで…えっと…五条悟って名前も呪術廻戦って漫画で知って…だからえーっと…呪術廻戦の話なら呪術師も呪霊も知ってます!』


思考が混乱して、自分でも何を言いたいのか分からない文になってしまったが、五条悟は理解したらしい。
はは、と小さく笑ってから「なるほど?」と、相槌を打つ。
しかし、信じてはもらえなかったらしい。


「ま、その話を信じるかどうかは取り敢えず1週間、君の行動を見てから判断するよ。取り敢えず、僕は君の事を上に報告して来るから、ここで待ってて。まだ聞きたいこともたくさんあるし」


そう告げて扉の方に歩いていく。
1時間もすれば帰ってくるよ〜とヒラヒラと手を振ると、部屋から出ていってしまった。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


1時間とは言ったものの、扉はそれから10分もしないうちに開いた。
しかし、私は入ってきた人物を見て、入ってきた人は私を見て両方が固まる。


「お前…悟の女か?」


『違います』


緑がかった黒髪のポニーテールの少女が訝しげに自分を指差してとんでもない事を口走るが、
私はブンブンと首がもげるのではないかというほどに横に振ることしか出来なかった。

5話→←3話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.2/10 (21 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
25人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

雪猫(プロフ) - おにぎりさん» そんなッ!!ありがたき幸せ…!ところで脱ぐのは上ですか下ですか????取り敢えず目隠し捧げときますね…これで暖まって…(?) (2021年3月4日 13時) (レス) id: 2147c9da58 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり(プロフ) - エッッこれ絶対おもろいやつじゃないですか!!更新を半裸で待機してます!! (2021年3月3日 19時) (レス) id: 694d1d013e (このIDを非表示/違反報告)
雪猫(プロフ) - ラーメンうどんさん» も゜ッ(嬉しさの声)ありがとうございます!私も好きです(?) (2021年2月28日 22時) (レス) id: 2147c9da58 (このIDを非表示/違反報告)
ラーメンうどん(プロフ) - あっ好きです(突然の告白) (2021年2月13日 6時) (レス) id: 014afc7809 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:雪猫 | 作成日時:2021年1月22日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。