意外といいかも ページ7
やまと達からの集中攻撃をくらう私…。
そんな中思うことはただ一つ、
『一人暮らしをしたい！！』
これだけ。
やまと「A聞いてる！？」
「ん〜…」
そういえば朝ごはん食べてないや…
お腹空いたな…
まだ半寝起き状態の私はフラフラと冷蔵庫に向かった。
「やまと来てー」
やまと「ほいほい！」
ひゅうが「バカだ。」
呼んで二秒もせずに私の横に立つやまと。
子犬め。
「コーンフレーク食べてい？」
牛乳とフレークの入った袋を差し出すと、
キラキラした目で待ってろ！とお皿を出して
作ってくれた。
「ありがと〜」
スプーンを口にくわえ、皆のいる部屋へ戻る。
ゆうた「まじかこのタイミングで朝飯食うんか」
あむぎり「やっぱAちゃん最強だね」
さっきのお説教ムードが柔らかくなり、
いつも通りのんびりした空間に戻った。
ゆうま「てかそもそも何で急に一人暮らししたくなったの？」
くぅ…ゆうまのおばか、またその話をするか！
「だって実家暮らしだとさ、お母さんに甘えちゃうんだもん。もう私も大人だしな〜と思って」
ひゅうが「意外とちゃんとした理由じゃんww」
やまと「あら、じゃあお母様のことを考えての決断だったってこと？」
「うん、半分はそれ」
ゆうた「じゃあ残り半分は？」
「…一人暮らしなら、皆いつでも遊びに来れるじゃん。実家だとやっぱり気使っちゃうでしょ？」
やまと「えっ、皆って俺ら？」
「しかいないでしょーが」
ニコォォと満面の笑みを浮かべるやまと。
お、わかってくれたかな？？
やまと「じゃあもう解決じゃん！」
「許してくれるの！？」
やまと「俺ん家住めばいいじゃん！ね！」
……
ひゅうが「は？」
ゆうた「何言ってんの？」
「…」
やまと「いいじゃんそれで！部屋余ってるし、自由に使っていいよ！」
ひゅうが「いやそういう問題じゃねーだろ、お前がいる時点でアウトだろ」
ゆうた「…あれ、もしかしてA意外とアリとか思ってない？」
…はい、
ちょっとアリだな。って思いました。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1204人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆーみん - 最後の終わり方が好きすぎました。天才です笑 (2022年1月22日 6時) (
レス) @page40 id: 4a57b263cb (このIDを非表示/違反報告)
yukiti0623(プロフ) - 最後の砂糖の思考天才すぎる笑 (2021年7月24日 15時) (レス) id: 4f47a7a2f3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみん - 最終回のコーヒーの話、発想がすごいですね！真ん中ぐらいまで読んでも「んっ？」って思ってたんですが、最後の最後で「あ〜そういうことか」ってなりました！このお話大好きです！他の作品でも頑張ってください！！！ (2021年2月25日 21時) (レス) id: b5988ef1a4 (このIDを非表示/違反報告)
果汁組(プロフ) - あやかさん» 閲覧ありがとうございます( ´∀｀)女心わからないゆうたさんが書きたくて…(笑) (2021年2月24日 4時) (レス) id: 4487b36763 (このIDを非表示/違反報告)
果汁組(プロフ) - みなみさん» 完結しちゃいましたが、ありがとうございます！(´；ω；｀) (2021年2月24日 4時) (レス) id: 4487b36763 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：果汁組
| 作成日時：2021年2月16日 7時
