病院嫌いな黒くん10

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宮舘side

目「うわぁぁぁ！泣」

診察と処置が終わって大泣きの目黒。

岩「ほら抱っこする？」

目「いやあぁぁ！泣」

深「あれ、めめ抱っこしないの？」

いつもなら自分から手を伸ばすくらいなのに、嫌なこと

続きで機嫌の悪い目黒は泣き怒りながら抱っこを拒否。

渡「どうするよ？笑」

宮「落ち着くまで待つしかないんじゃないかな」

多分今は俺らに怒ってるから、一旦俺らが離れた方が

落ち着いてくれそう。

しばらく遠くから目黒が落ち着くのを待ってたけど

目「んあぁﾋｸﾞｯ、ん〜ｸﾞｽｯ……いやあぁぁー！泣」

深「こーら、何でそんな怒るのさ」

渡「壁蹴るのはダメ」

岩「もう俺ら何もしてないだろ？」

中々落ち着かなくて、泣き叫びながら壁を蹴り出したから

さすがに止めに入る。

宮「もう怒るのはお終いだよ。ほら、お菓子食べに行こ」

グズグズの目黒を抱っこしてキッチンに行き冷蔵庫を開ける

宮「ほら、どれ食べる？プリンとゼリーあるよ？」

昨日の夜に仕込んでいたプリンとゼリーを見せると

目「ｸﾞｽｯ…ﾋｯｸ、ﾋｯｸ」

静かにプリンを手に取る目黒。

宮「プリンね。もう泣いて怒らないよ、分かった？」

目「ﾋｯｸ、ﾋｯｸ…ｺｸｯ」

頷いてくれたから抱っこから降ろすとプリンを持って

ダイニングに座り静かに食べ始めた。

渡「また食べ物に釣られてるじゃん。笑」

深「これで落ち着いてくれるならいいんじゃない？わら」

岩「舘さん最強じゃん。笑」

ようやく落ち着いてくれた目黒を見てみんな一安心。

あれからも診察や処置で泣かせてしまったけど無事に

治った目黒。

目黒のご機嫌取りに毎日いろんなお菓子を作ってると

お菓子作りにハマってしまいました。笑

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