御曹司ボーイズ II

confession of love from FUMINO ページ23

運命の最終回。



最初に告白するのはふみの。



ふみのが告白するのは達成さん。






ふみの「達成さん、私最低でした。
ごめんなさい。
私、“成金”ってイ ジメられてきたから寿司職人になりたいって言っていた達成くんに線を引いていました。」



達成「まっ、俺は他の3人みたいに本物の御曹司じゃないしね。」



ふみの「でも、私は、ここにいる麦と優とAの3人と貴方のお陰で変わる事が出来ました。
“ありのままでいい”って言ってくれた達成くんの言葉、私一生忘れません。あの言葉のお陰で捻くれた私の心を解いてくれました。
っていうか、私は達成の事が好きだ！
ずっと、ずっーと一緒に居てほしいんだ！
好きなんだよ！あんたの事が好きなんだよ！」



「「「きたーーっ！！ふみの節！！」」」




ふみの「ありのままの成金娘、大野ふみのを受け止めてくれますか？」






達成「俺、自分で料理してそれを食べてくれる人の“美味しい”って顔を見たいんだ。
親父からは、大反対されてて“勘当だ”って…。
でも、ちゃんと納得してもらいたい。
何年かかるか分かんないけど、職人としてちゃんと自分の力で立ちたいんだ。
ふみのちゃん、俺が一人前になるまで待っててくれますか？
絶対に後悔はさせません。」



ふみの「はいっ！」




達成さんから、ふみのへ“ティアラ”が送られた。

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