御曹司ボーイズ II

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なんとなく、心を落ち着かせたくて海に来た。



空は曇ってて、自分の心を映してるようだった。



少し先には、見覚えのある3人。

コテージの事もあって躊躇ったけど、声をかける事にした。




「麦！！優！！ふみの！！」




麦「A…」



「…ごめんね、この前は。

私、椿にちゃんと自分の想い伝えてきた。
椿も分かってくれた。

傷つけてごめん。
私も、断られるかもしれないし、怖いのは一緒。

…けどね、私は行くよ最終回。
ちゃんと、自分の気持ちを伝えないと幸せになれないから。」



麦「……私、陸さんが好き。」



「そっか、私も。…陸さんが好き。」



麦「お互い、頑張ろうね」



「うん、頑張ろう」




突然、麦が海に向かって告白をし出した。




私も！！


そう思って、みんなで海に向かって告白して






麦「はいっ、Aにもあげる！」




「幸せパン…。
久しぶりに見た。

ふふっ、ありがとう。


…ねぇ、時間大丈夫？」



麦「やっば！！！！」



優「やっば！！！！」




ふみの「急ごう！！！」




「「「うんっ！！」」」





こんな事、叶うかも分からないけど。



“幸せになーーーれ”




そう思いながら、ドレスに身を包んだ私は会場に足を進めた。

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