御曹司ボーイズ II

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このリアリティーショーが、結婚相手を探す為に企画されたものでは無い事、御曹司達の顔見せショーだった事を説明された。



ふみの「なんだ、」



麦「まぁ、たしかに。
なんとなく分かってたっていうか、言われてみれば当たり前だよね」



ふみの「よく考えれば、貴方達みたいな雲の上の存在の人達が私達みたいな庶民と結婚なんておかしいもん」



優「だよね、普通御曹司ならさ、生まれも育ちも素晴らしいお嬢様と結婚するもん」




麦「けどさ、最初から全部嘘だったなんてさ」




ここで初めて御曹司達が口を開いた。



達成「でも」



それに被せるように優が嘆いた。


優「笑っちゃう、」



ふみの「笑えるよ、全部嘘なのに、必死になってバカ丸出し」




優「ほんとに、ちょっと考えれば分かる事なのにね、うちらほんとに浮かれすぎ」




麦「でも、もういいよね。
いい記念になるよ。美味しいものたっくさん食べられたし、楽しかったしさ」




大雅「でも、全部が嘘だったわけでは…」

麦「もういいよ！…もういい」



達成さんがふみのの前に跪いてふみのへの想いを話した。


そしたら、テルさんも優に向かって優への想いを話していると椿が出てきた。

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