鬼の首が切れない人殺しでも、鬼殺隊になれますか？

第拾伍話 会話文多め ページ16

さっそく霞兄に伝えるために、
夜に厠に来るように伝えました〜。
(ナレーションは作者 黒猫R.Sでした☆)←

──────

霞「うん、知ってたよ。」

姉「( ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝ」

『あ、やっぱり？』

姉「もしかして私だけ？知らなかったの」

『YES』

霞「妹が知ってたのはびっくりだけどね。」

『まぁ話が早くて助かるよ。もう分かるよね。
霞兄は先に脱獄して。』

霞「無理」

・・・はて？私は耳が可笑しくなったかな？


『ん？なんて？？(圧)』

姉「私もよく聞こえなかったな〜(圧)」

霞「え・・・えーと・・・・」

「『ん？(圧)』」←

霞「・・・・む、無理！」

・・・・・・・・・・・・・・・(^ー^)ﾆｺｫｯ


『無理じゃない!!脱獄しなされ!!!!』

姉「そうだよ!!絶対脱獄して!!!!」

霞「いや〜・・・」

「『霞兄に拒否権は無い!!!!!!』」←←

霞「理不尽!!!!!!」

『兎に角！霞兄は脱獄すんの!!』

姉「これ、決定事項!!!!!!」

霞「いやいやいや!僕が脱獄することで君達の
脱獄が不利になるでしょ!?!?」

想・定・内☆

『まぁ正確には脱獄したふりなんだけど』

霞「え・・・・？」

姉「・・・・・・？？」

あら？姉さんも分かってなかった感じ？

『さすがに今外に行ったところですぐに死んじゃうでしょ？鬼いるし。まぁ、霞兄は普通に外出してるからある程度大丈夫だと思うけど』

姉「成る程！よし、そうしよう。」

霞「待て待て待て、脱獄したふり？僕はどうしろと？」

『だからさ、倉あんじゃん？』

姉「あの庭にある奴？」

『多分そっちじゃなくて、庭のすみっちょにある使われてない奴。』

姉「そんなのあるの？」

霞「僕は分かるよ。あそこで待機すれば良いの？」

『そゆこと』

霞「確かにあそこは誰も立ち入らないね。」

『ね？』

姉「じゃあ!!」

『そ。わざわざ霞兄が出荷されなくても良いんだよ。』

霞「・・・・」

『私達もなるべく早めに脱獄するつもりだし』

姉「此処の設備けっこう甘いから」

『霞兄の件で多少警戒されても大丈夫。』







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霞「・・・僕は─────」









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