元･ぶりっ子は恋に落ちました

冗談 ページ9

.



｢ね、さっきなんて言ったの？すしですよ？←｣


月島｢すしですよってなんですか｣


だって、ねぇ？


そう口が動いてたんだもん


月島｢そんなこと言ってません。てか教えません｣


｢えー！なんで！｣


月島｢嫌だからです｣


ちぇ、けちだなぁ


月島｢当てたら




なんでも言うこと聞いてあげますよ？｣



んなの分かるか！！


｢分かりませーん｣


月島｢じゃあ無しですね｣


思ったけど月島くんて結構喋るんだね


イメージ的に全然喋らなそうだったから


｢そう言えば月島くん好きな子とかいるの？｣


こんなにイケメンなのに彼女がいないとは気になるよね


月島｢いますよ｣


ほら、やっぱり！！


｢え、誰！？潔子ちゃん？それとも仁花ちゃん？｣


月島｢違います｣


｢えー、違うのかぁ｣


もう知ってる人いないじゃん



.




.



月島｢もし、僕が



あなたのことを好きって言ったら



どうしますか｣


月島くんの目が自販機の光に照らされて


より一層かっこよく見えた


｢えっ｣


返事に困っていると笑いだした月島くん


月島｢冗談ですよ。答えたんで僕の言うこと聞いてください｣


月島くんが言うと全部本気に聞こえるからやめてほしい


｢えっ、そんなの聞いてない！｣


月島｢言ってませんもん。じゃあこれから僕のこと名前で呼んでください｣


月島くんがじっと見つめて言ってくる


｢あ、えっと…蛍くん？｣


月島｢…っじゃあ僕のもう部屋に戻るんで｣


呼んであげたのになんだよそれー！


合宿2日目


終了




＿＿＿＿＿

前作に続いてこちらも殿堂入り目指してるので

評価お願い致します！

そんなとこも→←好きですよ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す