好きってバレてますよ、先輩。【二口堅治】 (ページ29)

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バレてますよ。ページ29

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二口を帰りに誘えたあたしは放課後まで気分が舞い上がっていた。教室で氷菜に何があったの！？って質問攻めされたけど、二口を誘えたことを言ったら良かったねって褒めてくれた

そのことを話している時の倉持の目線がやばかったけど

そして二口のことを考えているとあっという間に午後の授業まで終わっていた。やれば出来るじゃんあたしなんて思いながら部活のカバンをからって女子更衣室へ向かう

気分ルンルンなあたしは勢いよく更衣室の扉を開ける

鼻歌を歌いながらシャツに着替える

着替えたら自分のタオルを持ってそのままバレー部の部室へ向かう

3回コンコンコンとノックをして誰もいないのを確かめて扉を開ける。たまに選手達が着替えている時があるからね

あれ、ノックしたとき返事なかったよね……？

なんで

下着姿の二口が居るんでしょう

｢あっ、あ、ご、ごめん！！！｣

思いっきり部室の扉を閉める。もう見てしまったから遅いんだけどね

外に出て、扉にもたれかかって腰が抜けるようにへなへなと座る

二口｢あの、先輩そこにいると開けられないんすけど｣

あたしが扉にもたれかかっているからか、扉越しに伝えてくる

｢あ、ごめん｣

すぐに立つと部室の扉が開く

ああ、顔合わせらんない…てか！！

｢あたしノックしたよね！？｣

二口｢あー、先輩の焦った顔が見たかったんで

俺の事意識しちゃいました？｣

｢この…っ｣

やっぱり二口はからかってくれないとつまんない

ってあたしはドMか

意識なんていつもしてるし

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更新遅くなってすみません…！

テストが終わってやっと一段落つきました！