好きってバレてますよ、先輩。【二口堅治】

バレてますよ。 ページ27

二口side


昨日、先輩の家に行ったけど半分追い出された


そんときは泣かせた自分に腹たった


なんで好きな女泣かせてんだよってね


つーか、自分も好きで先輩が俺の事好きって分かってんのになんで付き合いましょうも言えねーんだよ…


多分、自信が無いんだろうな


先輩を守るっていう自信が


こう見えて俺初恋なんだよなー


告られるのは結構あるけどさ


初めてだから尚更、今までと同じように接していいのかーとかやっぱり特別扱い？しないといけないのか


なんて考えてしまう


青根｢…｣


｢うおぁ！急に後ろ立つなよ！！ビビるだろうが！…で、なんだよ｣


青根が、んというようにコート側を顎で指す


｢あ、ああ休憩か…休憩！！｣


交代でやっているレシーブ練が一回りしたから休憩を入れる


A｢ごめん遅くなった！タオルは今舞ちゃんが持ってくると思うー｣


先輩からボトルを受け取ると地面に座ったり、外で涼んでる奴らが多数


二口｢先輩、体調大丈夫ですか｣


少し、いつもより素直になってみようとか考えてみたりして


A｢えー、なに二口が素直だと怖いんだけどー｣


そう言って笑われた


くそ、素直になるんじゃなかった





俺が先輩をからかうつもりが逆にいじられたし


｢せっかく心配してあげたのになんですかぁー｣


A｢うそうそ、ありがと｣





ふわりと笑った先輩は



破壊力やばい、うん








＿＿＿＿＿


バイトから帰ってきたら殿堂入りしてた…

ありがとうございます！！

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