好きってバレてますよ、先輩。【二口堅治】 (ページ25)

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バレてますよ。ページ25

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お風呂に入ってなんとなくスマホを見てみる

するとRINEの通知が、4件

全部二口からだった

既読付けずに長押しで内容を見る

二口先輩
二口風邪じゃないっすよね
二口今から行くんで
二口待っててください

え、待って
今から行くんで待っててください？

嘘でしょ

そうやってしどろもどろしていると、インターホンの音が鳴る

見てみると、ドアの前には二口の姿

来てくれて開けないのも失礼だからあけることにした

｢何しに来たの｣

目線は合わせず、少し素っ気なく返事をする
今二口の顔を見たらダメな気がする

二口｢先輩、すみませんでした

昨日、からかって…

調子乗りました｣

｢別に…｣

なんで今更？

二口｢そのせいで学校休んでるんですよね

先輩いないと練習する気にもなりません｣

｢別に怒ってないってば！｣

怒りのまま二口にぶつける
自分だってこんなことしたくないのに

二口｢じゃあ、

じゃあなんでそんなに泣いてるんですか｣

気づいたら泣いてた

馬鹿みたいじゃん

自分が勝手に二口に期待してただけなのに

それで怒っただけなのに

それに加えて二口に八つ当たりするとか最低にも程がある

｢ごめん、今日はもう帰って…明日はちゃんと行くから｣

二口｢……分かりました｣

そう言って二口を追い出すように帰らせる

自分が悪いのも分かっているのに

素直に謝れば済むことなのに

謝れない自分が醜くて仕方ない

＿＿＿＿＿

RINEはあえてです

このお話完結したら何書こうかなぁって悩んでる作者です

その前に勉強しろって話よね

あ、評価お待ちしてます(突然)