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橙 side
望と喧嘩してもうた。
喧嘩なんて、ほぼしたこと無いから、こんなことになってびっくりしてる。
俺は、望に注意しただけなんやけどなー...
なんか、逆ギレされたから、俺もイラついて怒ってしもた。
なんやねんアイツ。調子乗りすぎやろ。
あー...イライラする。
俺は、絶対に謝らんからな？
俺は、ただ注意しただけやもん。
そんな出来事から、数日経って今日は番組の収録がある。
あの出来事から全員の仕事ははじめて。
俺が楽屋入りをして、あと来てないのは、望だけ。
喧嘩のことは、メンバーには言ってない。
これは2人の問題なんやから。
そんなこと思ってると、ｶﾞﾁｬと音がした。
桃｢...遅れてすみませんッ...｣
入って来るなり頭を下げて、荷物を置いてすぐに
メイク向かった望。
だいぶ反省してるようやな。
緑｢のんちゃんどうしたんや？｣
青｢なんかいつもの望じゃ無いな...｣
赤｢なんか顔色悪くない？｣
流星たちが、望を気にする。
そんなん気のせいちゃう？前のこと反省しとるだけやろ。
俺も、メイクしに向かうと、望とすれ違い、望は俯いてて
ゆっくり歩いていた。
俯いてて、顔色はよくわからなかったけど、まあ普通ちゃう？
俺も、メイクをして貰ってると、
『小瀧さんいつもとちょっと違いますね』
そう言われて、俺は『まあなんかあったんでしょうね』と
受け流した。
メイクも終わり、楽屋の向かうと、望が居ない。
けど、周りを見回すと、奥の端っこのところに頭だけ出てる望が見えた。
みんな望のこと心配してる様子やった。
それから、スタッフさんに呼ばれ、スタジオに移動になった。
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作者名：りな x他1人 | 作成日時：2021年10月17日 23時
