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橙 side






収録が始まった。





始まって、しばらくはよかったんやけど、どんどんしんどくなってきた。





頭痛いし…だるいし…





しかも、今から淳太くんとのコーナーがあって2人で
司会をする。





大丈夫かな...?





ちょっと不安になってると、淳太くんが『大丈夫?』
って声を掛けてくれた。





俺は、素直に『やばい』と言うた。





すると背中を撫でながら『俺が回すから照史は頷くぐらいでええよ』と言ってくれた。





なんか、すごく安心して。





そのコーナーになってからも、俺を気ずかいながらも
淳太くんは、司会をこなしてくれて無事そのコーナーも終わって。





収録も、順調に進んで行って、無事収録は終わった。





もう...やっと、、






フラッ






黄「...おっと、収録終わって安心した?」



「...んっ...」



黄「もうちょっと我慢な?立てる...?」



「ん...」






何とか、淳太くんに支えてもらいながら、立つことが出来、
スタジオを出て、楽屋まで何とか頑張った。





ついた途端、下半身の力が抜けそうになったけど
何とかソファーまでついて横になった。






黄「お疲れ様。よぉ頑張ったな...」



「...ありがと...」



黄「あ、辛いよな。医務室まで行って必要なもん持ってくるな」



「...行かないで...」



黄「...でも、このままやったら照史辛いしすぐ戻って来るからな?」



「...んっ...」






そう言って、行ってしまった淳太くん。





ここは俺1人。





はよー戻って来んかなぁ。。







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作者名:りな x他1人 | 作成日時:2021年10月17日 23時

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