silent. 〈Noel.k〉 (ページ4)

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放課後。

先生が、誰か川島くんに学校を案内して欲しいと。

その途端、川島くんの周りにはたくさんの女子が。

川島くん、あたふたして戸惑ってる感じ。

かとゆって、私が言う立場じゃ無いし。。

川島｢...あ､あの！気持ちは嬉しいけど...｣

｢......!!｣

川島くんはそう言うと、ちょっとの隙間から出て来て
私の手を掴んで廊下へ行った。

私はびっくりして、彼を見つめると、

『急でごめんね。Aちゃんに案内して貰いたくて...』

そう書いたメモ帳を見せてくれた。

私でいいんかな...？

そう思いながら、自分の持ってるメモ帳に

『私で良ければ...』

など色々書いて見せた。

すると彼は微笑んで、〈じゃ行こっか〉

って手話をして歩き出した。

彼の笑顔が...じゃ無くて、自分なりに案内してあげよう。

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