#３０ ページ30
.
京本 side
その次の朝。
起きると大分体は楽になった。
昨日樹に無理やり飲まされた薬のおかげかなぁ？？
それとも樹のおかげ？
起きると、熱も大分下がった。
今日は、午後から仕事がある。
もちろん行くつもり。だけど…
樹は、『休め』と言う。
まあ樹の言ってることは一理あるけど仕事は、ちゃんとこなしたい。
そしたら樹が『無理したらダメだよ。悪くなったらすぐゆってよ』って言われた。
仕事は、ラジオだから大丈夫。
樹｢…朝ご飯だよ。｣
｢ありがと…また薬飲まなきゃダメ？｣
樹｢飲んだ方がいいよ。｣
｢えー…｣
樹｢一応ね。｣
｢はぁい…｣
今日は、りんごのすりおろしたやつと切ったやつ持ってきてくれた。
甘くて美味しい。
お腹が空いてて、あっという間に食べ終えた。
後は…薬。。飲むしかない！
｢じゅり薬…｣
樹｢あーはいはい｣
樹から受け取った薬。
水を口に含んで薬を入れた。
｢ｺﾞｸｯ…ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ…｣
樹｢…あー大丈夫？｣
｢薬飲み込めんだ…｣
樹｢…はいはい｣
もう一度口に含み樹が背中を軽く叩いてくれた。
｢ん"っ…ｺﾞｸｯ｣
樹｢飲めたぁ？｣
｢ん…｣
樹｢よかったねー仕事の時間まで休んでな。｣
再びベッドに横になった。
｢…ねぇじゅり…｣
樹｢…ん？｣
｢…俺…ほくとに何か言ったかな…｣
樹｢……｣
｢…いやなことしちゃったかな…｣
仕事に行くこと考えてたら、北斗のこと思い出した。
あの時言われたことを思い出す。
樹｢…覚えて無いの？｣
｢…えっ？？｣
樹｢…俺からは言えないかな…｣
｢…そっか…｣
やっぱり俺、北斗に嫌われるようなことしちゃったんだ。
仲直りしたい。ちゃんと『ごめん』と言いたい。
でも、、樹が言ってることはなんだろう…？？
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 536人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りな | 作成日時：2020年9月12日 22時
