#１７ ページ17
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京本 side
終わって、スタッフさんや、色んな人が拍手をしてくれた。
一気に明るくなった雰囲気。
『お疲れ様』とか、『最高だったよ！』
とかって、褒めまくられた。
恥ずかしいのもあるけど、自然に笑みが溢れた。
北斗｢…お疲れ様｣
｢…お疲れ様､上手く行った見たいだね。｣
北斗｢…そうだな。手離すよ…？？｣
｢…うん。｣
北斗に言われたから頷いたけど本当はずっとこうして居たい。
…なんて思ってるけど、北斗のことを考えて手をそっと離した。
北斗の手の温もりと手汗が交じって燃えるように熱い手。その手は真っ赤だ。
北斗｢…行こっか。｣
｢…うん。｣
ラジオブースから出て楽屋へ戻って来た。
入ると中には、
ジ｢ラジオお疲れ様〜!!｣
高地｢2人共お疲れ。どうだった？｣
慎太郎｢正直不安だったよw｣
樹｢…後でちゃんと聴くね。｣
と、他のメンバーがお出迎えしてくれた。
｢…みんな！頑張ったよ！｣
北斗｢…2人で乗りこえたよ。ほっとした。｣
ほんとにほっとした。
楽屋のソファに座った。
すると樹が隣に座ってきた。
樹｢…きょも。よかったね。｣
｢…うん！樹ありがと。｣
そう言うと、返事は返って来なかった。
樹を見ると、なんだか冴えない顔をしてた。
このあとは、動画撮影がある。
今回のこの出来事から、少しづつ2人の絆が深くなって行くんであった。
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作者名：りな | 作成日時：2020年9月12日 22時
