近くて遠い...。〈不仲〉 (ページ14)

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#１４ページ14

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京本 side

無事に家まで送って貰った。

すぐに部屋に戻り、ベッドにダイブした。

｢…はぁぁぁ…｣

今日は色々疲れた。

まぁいつものことだけど今日はより一層疲れたかも。

もうしばらくベッドから動きたくない。

俺は、スマホを手に取り樹に電話をする。

とにかく誰でも良いから相談に乗って欲しい。

今の俺はとても不安定。

多分今日あったこと話さなかったら、ほんとに喘息出そう。

明日の仕事にも支障が出ちゃう。

樹『…もしもし？きょも？』

『…ッ…じゅり…涙』

樹の声聞いたら、また涙が溢れて来た。。

樹『…きょも？どしたー？泣いてる…？』

『…きいて…涙』

俺は深呼吸をしながら今日あったことをゆっくり話した。

樹『…そっかそっか…大丈夫？』

『…色々不安なの…』

樹『…あぁ､あのことね。きっと大丈夫だと思うよ？俺はそう思ってるよ。みんなだって。』

『…そうかな…？？』

樹『…うん。絶対。応援してるから…』

『…ありがと樹…ごめんね』

樹『…謝ること無いよ！笑ちょうど暇だったし
俺に相談してくれてきょもの気持ちが落ちついて
くれたのなら俺は嬉しいよ。』

『…樹…ありがとう。』

樹『…いいえっ。またあったらいつでも呼んでね？また聞くから。』

『…うん！また明日！』

樹『バイバーイ』

樹との長い通話は終わった。

相談出来て、少し不安も軽くなった。
今日あった愚痴も言えた。

樹。ありがとう。

明日、北斗と頑張れる気がするよ。

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